【要約&レビュー】『こうやって、考える。』外山滋比古が教える思考のヒント集

レビュアー: ゆう

こうやって、考える。

著者: 外山滋比古

ジャンル: 心理学

★★★★(4/5)
#思考法#教養#外山滋比古#知的生産

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3行で分かるこの本のポイント

  • 『思考の整理学』の著者が贈る、考えることの本質に触れるエッセイ集
  • 難しい理論ではなく、日常に根ざした思考のヒントが散りばめられている
  • 「知識」と「思考」の違いを理解し、自分の頭で考える力を養う

この本はこんな人におすすめ

  • 情報は集められるが、自分の意見や考えがまとまらない方
  • 知識を詰め込むだけの学び方に限界を感じている方
  • 考えることそのものを楽しみたい方
  • 外山滋比古の著作をもっと読んでみたい方

要約・内容紹介

「考える」とはどういうことか

外山滋比古さんといえば『思考の整理学』が有名ですが、本書はそのエッセンスをさらにコンパクトにまとめた一冊です。テーマは「考える」こと。ただし、ロジカルシンキングやフレームワークといったビジネス的な話ではなく、もっと根源的な「思考」そのものについて語っています。

印象的だったのは、「知識が多いほど考えなくなる」という指摘。知っていることで満足してしまい、自分の頭で考える機会が減る。情報過多の現代だからこそ、この警鐘は響きます。

「忘れる」ことの価値

本書で特に新鮮だったのは、「忘れること」の積極的な価値について触れている部分です。記憶力を高めることばかりが重視されがちですが、不要な情報を忘れることで頭に余白が生まれ、そこから新しい発想が湧いてくるという考え方。

フリーランスとして企画を考えるとき、情報をインプットしすぎて逆にアイデアが出なくなることがあります。そんなとき、一度離れて忘れる時間を作ることの大切さを、この本から学びました。

知の巨人の思考習慣

90歳を超えてなお知的活動を続けた外山さんの思考習慣が垣間見えるのも本書の魅力です。朝の時間の使い方、散歩中の発想法、対話の中で考えを深める方法など、長年の知的生活から生まれた実践知が詰まっています。

読者の評判・口コミ

「さすが外山先生、読むたびに発見がある」「気軽に読めるのに深い」という声が多いです。特に『思考の整理学』を読んだ方からの支持が厚い印象です。

「エッセイ形式で体系的ではない」「もっと掘り下げてほしいテーマがあった」という指摘もありますが、気軽に読めることこそ本書の良さだと思います。

良い点

  • 短いエッセイ形式で読みやすく、隙間時間に最適
  • 「考えること」の本質に触れる深い洞察
  • 知の巨人の思考習慣を垣間見られる

注意点

  • 体系的なハウツーを期待すると物足りない
  • エッセイ集なので内容にまとまりがない部分も
  • 実践的なテクニックよりも哲学寄りの内容

まとめ

『こうやって、考える。』は、情報に溢れた現代だからこそ読みたい、「考えること」の原点に立ち返る一冊です。知識を増やすのではなく、考える力そのものを育てたい方に。

Kindle Unlimitedで読めるので、通勤時間や寝る前のひとときに手に取ってみてください。

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この記事を書いた人

ゆう

フリーライター

フリーライター。WEBビジネス歴10年以上。3歳の息子を持つパパでもあり、育児と仕事の合間に年間200冊以上を読破。「この本で世界の見方が変わった」という体験を読者と共有したいと思いこのサイトを始めました。