【要約&レビュー】『リバース』コーヒーが好きな平凡な男の過去に隠された衝撃の真実

レビュアー: ゆう
リバース

リバース

著者: 湊 かなえ

ジャンル: 小説

★★★★(4/5)
#小説#湊かなえ#ミステリー#イヤミス

3行で分かるこの本のポイント

  • コーヒー好きの平凡なサラリーマンに届いた**「人殺し」という告発**
  • 大学時代に亡くなった親友の死の真相が少しずつ明かされるミステリー
  • 湊かなえが「これが私の最高傑作」と語った衝撃のラスト

この本はこんな人におすすめ

  • 湊かなえのイヤミスが好きな方
  • じわじわと真相が明かされるミステリーが好きな方
  • ドラマ化作品の原作を読みたい方
  • 後味の悪い結末が好きな方

独自5段階評価

項目 スコア
読みやすさ ★★★★☆
ストーリーの引き込み力 ★★★★★
再読したい度 ★★★★☆
初心者おすすめ度 ★★★★☆
衝撃度 ★★★★★

要約・内容紹介

あらすじ

深瀬和久は平凡なサラリーマン。唯一の趣味は美味しいコーヒーを淹れること。近所のコーヒーショップ「クローバーコーヒー」で越智美穂子と出会い、恋に落ちます。

しかし美穂子のもとに「深瀬和久は人殺しだ」という告発文が届く。大学時代、ゼミ旅行中に亡くなった親友・広沢。その死の真相を巡る過去と現在が交錯し始めます。

コーヒーと罪の記憶

深瀬がコーヒーにこだわる理由は、亡くなった親友・広沢との思い出に関係しています。一杯のコーヒーが過去の記憶を呼び覚まし、封印していた真実に近づいていく。

5人の証言

広沢の死の夜、現場にいた5人のゼミ仲間。それぞれの証言が少しずつ食い違い、真相が見えそうで見えない。湊かなえお得意の多視点構成が、読者を翻弄します。

読んだ後に残ったこと

最後の一行を読んだ時、文字通り本を取り落としそうになりました。それまで積み上げてきたすべてが、一行でひっくり返る。湊かなえが「最高傑作」と自負するだけのことはあります。

人は自分に都合の良い記憶を作り上げてしまう。自分が「悪くない」と思い込むために。でも真実は変わらない。コーヒーの苦みのように、ずっとそこにある。読後、自分の過去の記憶も本当に正しいのか、少し怖くなりました。

読者の評判・口コミ

楽天レビュー1,160件超え、評価4.09。「湊かなえ最高傑作」「最後の一行で絶句した」「ドラマも良かったが原作の衝撃は別格」という声が多数。湊かなえ作品の中でもトップクラスの評価です。

「途中のテンポが遅い」「コーヒーの描写が多すぎる」という声もありますが、ラストの衝撃がすべてを報いてくれます。

良い点

  • ラストの衝撃が圧倒的
  • 多視点構成で真相が二転三転する面白さ
  • コーヒーを通じた人間関係の描写が秀逸

注意点

  • 前半のテンポがやや遅い
  • 後味は非常に悪い(それが魅力)
  • ドラマを先に見ているとネタバレ注意

この本の前後に読む本

前に読む本: 『少女』。同じ湊かなえの作品。湊かなえの「人間の闇」の描き方に慣れてから読むと、リバースの衝撃がさらに増します。

後に読む本: 『母性』。同じ湊かなえの作品。人間の記憶と真実のズレを描くテーマが共通しています。

読了データ

項目 内容
ページ数 約340ページ
読了時間の目安 4〜5時間
図解・イラスト なし
難易度 ★★☆☆☆(読みやすいミステリー)

まとめ

『リバース』は、コーヒー好きの平凡な男の過去に隠された親友の死の真相を描いた湊かなえのミステリーです。湊かなえ自身が「最高傑作」と語る衝撃のラスト。読み終えた後、コーヒーの味が少し変わって感じる、それくらいの衝撃がある一冊です。

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この記事を書いた人

ゆう

フリーライター

フリーライター。WEBビジネス歴10年以上。3歳の息子を持つパパでもあり、育児と仕事の合間に年間200冊以上を読破。「この本で世界の見方が変わった」という体験を読者と共有したいと思いこのサイトを始めました。