【要約&レビュー】『県庁おもてなし課』お役所仕事 vs 民間感覚、有川浩のお仕事コメディ
県庁おもてなし課
著者: 有川 浩
ジャンル: 小説
試し読みもできます
Amazonで『県庁おもてなし課』をチェックする3行で分かるこの本のポイント
- 県庁に新設された「おもてなし課」の若手職員がお役所仕事の壁に苦戦しながら奮闘する
- お役所の常識と民間の常識のギャップが笑えて、考えさせられる
- 有川浩の地元・高知を舞台にした地方創生の現実と希望を描くお仕事小説
この本はこんな人におすすめ
- 有川浩の現代小説が好きな方
- お仕事小説・組織の中で奮闘する物語が好きな方
- 地方創生や地域活性化に興味がある方
- 読後に元気が出る小説を探している方
独自5段階評価
| 項目 | スコア |
|---|---|
| 読みやすさ | ★★★★★ |
| ストーリーの引き込み力 | ★★★★☆ |
| 再読したい度 | ★★★☆☆ |
| 初心者おすすめ度 | ★★★★★ |
| 爽快感 | ★★★★☆ |
要約・内容紹介
あらすじ
高知県庁に新設された「おもてなし課」。観光振興を目的としたこの部署の若手職員・掛水は、企画の手始めに地元出身の人気作家に観光特使を依頼します。しかし、お役所的な段取りと対応に作家は呆れ返ります。
「こんなんじゃ観光客は来ない」。民間の厳しい指摘を受けながら、掛水は少しずつお役所の常識を疑い始めます。
お役所仕事のリアル
「前例がない」「予算がない」「上の許可が必要」。何をやるにも時間がかかるお役所の仕組みが、コミカルに、しかしリアルに描かれています。組織で働いたことがある人なら「あるある」と頷くシーンが満載です。
地方への愛
有川浩は高知出身。本書には地元・高知への深い愛が込められています。実在する「おもてなし課」がモデルとなっており、フィクションでありながらリアルな地方の課題を描いています。観光で高知に行きたくなること間違いなしです。
読んだ後に残ったこと
フリーランスの自分から見ると、お役所の仕事の遅さはもどかしい。でもこの本を読むと、組織の中で変化を起こそうとする人の苦労が分かります。掛水のように「おかしいことをおかしい」と言える勇気は、どんな組織でも大切です。
高知に行ったことがないのですが、この本を読んで行きたくなりました。カツオのたたき、四万十川、桂浜。本の力で旅に出たくなる体験は久しぶりでした。
読者の評判・口コミ
楽天レビュー1,230件超え、評価4.16。「高知に行きたくなった」「お仕事小説として面白い」「有川浩らしい爽やかさ」という声が多数。映画化もされた人気作です。
「恋愛要素がやや唐突」「後半の展開がやや駆け足」という声もありますが、お仕事小説としての面白さは確かです。
良い点
- お役所 vs 民間のギャップが笑えて考えさせられる
- 高知への愛が溢れていて旅に出たくなる
- 有川浩らしい爽やかな読後感
注意点
- 恋愛要素がやや唐突に入ってくる
- 後半の展開がやや駆け足
- 地方行政に興味がないと入り込みにくい部分も
この本の前後に読む本
前に読む本: 特になし。有川浩の現代小説として気軽に読めます。
後に読む本: 『図書館戦争』。同じ有川浩の代表作。組織の中で理想を追い求める構図が共通しています。
読了データ
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| ページ数 | 約360ページ |
| 読了時間の目安 | 4〜5時間 |
| 図解・イラスト | なし |
| 難易度 | ★★☆☆☆(読みやすいエンタメ小説) |
まとめ
『県庁おもてなし課』は、お役所仕事と民間感覚のギャップに笑い、地方創生の現実を考えさせられる有川浩のお仕事小説です。高知への愛が詰まったこの一冊を読めば、きっと旅に出たくなります。組織で奮闘する全ての人に元気をくれる爽やかな作品です。
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Amazonで『県庁おもてなし課』をチェックするこの記事を書いた人
ゆう
フリーライター
フリーライター。WEBビジネス歴10年以上。3歳の息子を持つパパでもあり、育児と仕事の合間に年間200冊以上を読破。「この本で世界の見方が変わった」という体験を読者と共有したいと思いこのサイトを始めました。