【要約&レビュー】『成瀬は信じた道をいく』パワーアップした成瀬あかりの痛快続編
成瀬は信じた道をいく
著者: 宮島 未奈
ジャンル: 小説
試し読みもできます
Amazonで『成瀬は信じた道をいく』をチェックする3行で分かるこの本のポイント
- 本屋大賞受賞作『成瀬は天下を取りにいく』の待望の続編
- 大学生になった成瀬あかりがさらにパワーアップして帰ってきた痛快連作集
- 成瀬の「我が道を行く」姿勢が周囲の人々を変えていく温かな物語
この本はこんな人におすすめ
- 前作『成瀬は天下を取りにいく』を読んだ方
- 成瀬あかりの続きが気になる方
- 元気が出る小説を探している方
- 前作を読まずにここから始めたい方にも
独自5段階評価
| 項目 | スコア |
|---|---|
| 読みやすさ | ★★★★★ |
| ストーリーの引き込み力 | ★★★★★ |
| 再読したい度 | ★★★★☆ |
| 初心者おすすめ度 | ★★★★☆ |
| 元気が出る度 | ★★★★★ |
要約・内容紹介
あらすじ
前作で中学・高校時代を描かれた成瀬あかりが、大学生になって帰ってきました。相変わらず空気を読まず、やりたいことをやる。でも前作よりもスケールが大きくなり、成瀬の行動が社会にまで影響を及ぼし始めます。
変わらない成瀬、変わっていく周囲
成瀬自身は変わりません。しかし、成瀬と関わることで周囲の人々が変わっていく。成瀬の言動に最初は戸惑っていた人たちが、気づけば成瀬に引っ張られて一歩を踏み出している。その描写が前作以上に深みを増しています。
大津への愛、健在
前作に引き続き、滋賀県大津市への愛が随所に感じられます。成瀬にとって大津はホームグラウンド。そこから世界に打って出ようとする姿は、地方に住む人にとっても勇気をもらえるはずです。
読んだ後に残ったこと
前作を読んで大ファンになり、続編が出た時は嬉しかったです。
成瀬のキャラクターは相変わらず最高。大学生になってもブレない。フリーランスとして「自分の道を行く」覚悟をした僕にとって、成瀬は精神的な支えのような存在です(小説のキャラクターに支えられるのも変ですが)。
息子に「成瀬みたいになってほしい」と前作の感想で書きましたが、続編を読んで思ったのは「成瀬みたいに、周りを変えられる人になってほしい」ということ。自分が信じた道を行くことが、結果として誰かの背中を押す。そんな人間に、僕も息子もなれたらいいなと。
読者の評判・口コミ
楽天レビュー1,900件超え、評価4.22。「前作より好き」「成瀬が変わらなくて安心した」「また大津に行きたくなった」という声が多数。
「前作ほどの新鮮味はない」「成瀬がスーパーマンすぎる」という声もありますが、成瀬ファンなら間違いなく楽しめます。
良い点
- 成瀬のキャラクターがブレずに安定している
- 周囲の人々の変化がより丁寧に描かれている
- 前作を読んでいなくても楽しめる構成
注意点
- 前作を先に読んだ方がより楽しめる
- 成瀬のキャラクターが「すごすぎる」と感じる方もいる
- 連作短編のため長編ほどの没入感はない
この本の前後に読む本
前に読む本: 宮島未奈『成瀬は天下を取りにいく』。シリーズ第1作を先に読むのがおすすめ。
後に読む本: 『夜のピクニック』。別の著者の青春小説の傑作。
読了データ
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| ページ数 | 約260ページ |
| 読了時間の目安 | 2〜3時間 |
| 図解・イラスト | なし |
| 難易度 | ★☆☆☆☆(非常に読みやすい) |
まとめ
『成瀬は信じた道をいく』は、前作の魅力をそのまま引き継ぎつつ、成瀬あかりの世界をさらに広げた続編です。「信じた道を行く」ことの力を、成瀬は身をもって教えてくれます。前作を読んだ方はもちろん、ここから始めても楽しめる一冊です。
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Amazonで『成瀬は信じた道をいく』をチェックするこの記事を書いた人
ゆう
フリーライター
フリーライター。WEBビジネス歴10年以上。3歳の息子を持つパパでもあり、育児と仕事の合間に年間200冊以上を読破。「この本で世界の見方が変わった」という体験を読者と共有したいと思いこのサイトを始めました。