【要約&レビュー】『本日は、お日柄もよく』言葉の力に目覚めるお仕事小説の傑作
本日は、お日柄もよく
著者: 原田マハ
ジャンル: 小説
試し読みもできます
Amazonで『本日は、お日柄もよく』をチェックする3行で分かるこの本のポイント
- 結婚式のスピーチに心を打たれたOLがスピーチライターを目指すお仕事小説
- 「言葉は人を動かす」ことを体感できる、読後に自分も言葉を大切にしたくなる物語
- 原田マハの代表作の一つ、仕事へのモチベーションが上がると話題の一冊
この本はこんな人におすすめ
- 仕事に情熱を持ちたい方
- スピーチや文章力を磨きたい方
- 元気になれる小説を探している方
- 原田マハ作品を初めて読む方
独自5段階評価
| 項目 | スコア |
|---|---|
| 読みやすさ | ★★★★★ |
| ストーリーの引き込み力 | ★★★★★ |
| 再読したい度 | ★★★★☆ |
| 初心者おすすめ度 | ★★★★★ |
| 仕事へのモチベーション | ★★★★★ |
要約・内容紹介
あらすじ
普通のOL・二ノ宮こと葉は、幼なじみの結婚式で伝説のスピーチライター・久遠久美のスピーチを聞き、心を鷲掴みにされます。「言葉には力がある」。その確信を胸に、こと葉は久美に弟子入りし、スピーチライターの世界に飛び込んでいきます。
結婚式、葬儀、政治家の演説。さまざまな場面で「誰かの想いを言葉にする」仕事に挑戦すること葉。その過程で、言葉を紡ぐことの責任と喜びを知っていきます。
「言葉」の持つ力
本書に登場するスピーチは、どれも胸に刺さります。特に、物語終盤のスピーチシーンは何度読んでも目頭が熱くなります。「たった一言が人生を変えることがある」。それを物語で体感できるのが本書の素晴らしさです。
お仕事小説としての完成度
スピーチライターという珍しい職業を描いたお仕事小説としての完成度も抜群。華やかに見えてその裏には地道な取材とリサーチがある。プロとして言葉に向き合う姿勢は、どんな仕事にも通じるものがあります。
読んだ後に残ったこと
ライターとして「言葉」を仕事にしている僕にとって、この本は刺さりました。
普段、記事を書く時に「読みやすさ」や「SEO」ばかり意識していた自分に気づかされました。言葉にはもっと深い力がある。誰かの心を動かし、行動を変え、人生を変えることさえできる。そのことを忘れかけていました。
息子の保育園の連絡帳に毎日書いている短い文章。それすらも、先生に息子の魅力を伝える大切な「スピーチ」なのかもしれない。この本を読んでから、連絡帳を書くのが少し楽しくなりました。
読者の評判・口コミ
楽天レビュー2,800件超え、評価4.24。「スピーチの場面で泣いた」「仕事への向き合い方が変わった」「言葉を大切にしたくなった」という声が多数。読後に前向きな気持ちになれると評判です。
「恋愛要素がやや薄い」「展開が予想できる」という声もありますが、王道の成長物語として安心して読める作品です。
良い点
- 「言葉の力」を実感できる感動的なスピーチシーン
- 仕事へのモチベーションが上がる
- 文体が軽快で非常に読みやすい
注意点
- 王道の展開なのでサプライズは少ない
- 政治パートに好みが分かれる場合がある
- スピーチの場面で泣く可能性があるので電車では注意
この本の前後に読む本
前に読む本: 特になし。原田マハの入門として最適です。
後に読む本: 原田マハ『楽園のカンヴァス』。同じ著者のアート小説の傑作。また『舟を編む』も「言葉」を扱う仕事を描いた名作です。
読了データ
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| ページ数 | 約350ページ |
| 読了時間の目安 | 3〜4時間 |
| 図解・イラスト | なし |
| 難易度 | ★☆☆☆☆(非常に読みやすい) |
まとめ
『本日は、お日柄もよく』は、言葉の力を信じさせてくれる爽やかなお仕事小説です。読後は自分の言葉をもっと大切にしたくなるはず。スピーチを控えている方だけでなく、日々「言葉」を使うすべての人に読んでほしい一冊です。
試し読みもできます
Amazonで『本日は、お日柄もよく』をチェックするこの記事を書いた人
ゆう
フリーライター
フリーライター。WEBビジネス歴10年以上。3歳の息子を持つパパでもあり、育児と仕事の合間に年間200冊以上を読破。「この本で世界の見方が変わった」という体験を読者と共有したいと思いこのサイトを始めました。