【要約&レビュー】『予知夢』ガリレオシリーズ第2弾、超常現象の謎に挑む物理学者
予知夢
著者: 東野 圭吾
ジャンル: 小説
試し読みもできます
Amazonで『予知夢』をチェックする3行で分かるこの本のポイント
- 予知夢・ポルターガイスト・念写など**「超常現象」に見える事件を科学で解く**短編集
- 物理学者・湯川学の天才的な推理と人間味がさらに深まるシリーズ第2弾
- 1話完結の5編でテンポよく読めるガリレオシリーズ
この本はこんな人におすすめ
- 『探偵ガリレオ』を読んだ方
- 科学×ミステリーが好きな方
- 短編集でサクッと読みたい方
- ドラマ・映画のガリレオシリーズが好きな方
独自5段階評価
| 項目 | スコア |
|---|---|
| 読みやすさ | ★★★★★ |
| ストーリーの引き込み力 | ★★★★☆ |
| 再読したい度 | ★★★☆☆ |
| 初心者おすすめ度 | ★★★★☆ |
| 謎解きの面白さ | ★★★★☆ |
要約・内容紹介
あらすじ
深夜、16歳の少女の部屋に男が侵入。取り押さえられた男は「17年前にこの少女と結ばれる夢を見た」と主張します。証拠は、男が小学4年生の時に書いた作文。偶然か、妄想か、それとも——。
表題作「予知夢」をはじめ、ポルターガイスト現象、念写、幽体離脱など、一見オカルトに見える5つの事件に、物理学者・湯川学が科学のメスを入れます。
科学 vs 超常現象
ガリレオシリーズの面白さは「不可能に見える現象に科学的な解答を与える」こと。本書ではその設定がさらに磨かれ、予知夢や念写といった「科学では説明できない」と思わせる現象を、湯川が鮮やかに解体していきます。読者も一緒に「本当に科学で説明できるのか?」と考える楽しさがあります。
湯川の人間味
前作『探偵ガリレオ』では理論派の印象が強かった湯川ですが、本書では事件の関係者に対する共感や葛藤が垣間見えます。科学で真実を暴くことが、必ずしも正義とは限らない。その苦悩が、シリーズに厚みを加えています。
読んだ後に残ったこと
「予知夢」というタイトルに惹かれて読みましたが、超常現象に見えるものの裏に科学的な説明がある——その構図に知的好奇心をくすぐられました。
不思議な出来事に出会った時、「科学で説明できるかも」と考えてみる。そういう思考の習慣を持つことの面白さを教えてくれるシリーズです。息子が「なんで?」と聞いてくる年頃になったら、一緒に「なんでだろう?」と考える父親でありたいと思いました。
読者の評判・口コミ
楽天レビュー1,340件超え、評価3.83。「短編なので読みやすい」「前作より湯川の人間味が出てきた」「ドラマを見てから読んでも楽しめる」という声が多数。
「前作の方が衝撃的だった」「トリックがやや地味」という声もありますが、シリーズファンなら押さえておきたい一冊です。
良い点
- 1話完結で読みやすい短編集
- 超常現象×科学という設定が知的好奇心をくすぐる
- 湯川の人間味が深まっている
注意点
- 『探偵ガリレオ』を先に読む方がより楽しめる
- 前作と比べてトリックのインパクトがやや弱い
- 短編のため個々の物語の深みは限られる
この本の前後に読む本
前に読む本: 『探偵ガリレオ』。シリーズ第1弾。湯川学の魅力を知る入口です。
後に読む本: 『悪意』。同じ東野圭吾の短めのミステリー。「動機」を巡る心理戦が秀逸です。
読了データ
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| ページ数 | 約280ページ |
| 読了時間の目安 | 3〜4時間 |
| 図解・イラスト | なし |
| 難易度 | ★★☆☆☆(短編で読みやすい) |
まとめ
『予知夢』は、超常現象に見える事件を科学で解き明かすガリレオシリーズの第2弾です。1話完結の5編で読みやすく、湯川学の人間味も深まった本作。科学とミステリーの融合を楽しみたい方におすすめの一冊です。
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Amazonで『予知夢』をチェックするこの記事を書いた人
ゆう
フリーライター
フリーライター。WEBビジネス歴10年以上。3歳の息子を持つパパでもあり、育児と仕事の合間に年間200冊以上を読破。「この本で世界の見方が変わった」という体験を読者と共有したいと思いこのサイトを始めました。