【要約&レビュー】『予知夢』ガリレオシリーズ第2弾、超常現象の謎に挑む物理学者

レビュアー: ゆう
予知夢

予知夢

著者: 東野 圭吾

ジャンル: 小説

★★★★(4/5)
#小説#東野圭吾#ミステリー#ガリレオ

3行で分かるこの本のポイント

  • 予知夢・ポルターガイスト・念写など**「超常現象」に見える事件を科学で解く**短編集
  • 物理学者・湯川学の天才的な推理と人間味がさらに深まるシリーズ第2弾
  • 1話完結の5編でテンポよく読めるガリレオシリーズ

この本はこんな人におすすめ

  • 『探偵ガリレオ』を読んだ方
  • 科学×ミステリーが好きな方
  • 短編集でサクッと読みたい方
  • ドラマ・映画のガリレオシリーズが好きな方

独自5段階評価

項目 スコア
読みやすさ ★★★★★
ストーリーの引き込み力 ★★★★☆
再読したい度 ★★★☆☆
初心者おすすめ度 ★★★★☆
謎解きの面白さ ★★★★☆

要約・内容紹介

あらすじ

深夜、16歳の少女の部屋に男が侵入。取り押さえられた男は「17年前にこの少女と結ばれる夢を見た」と主張します。証拠は、男が小学4年生の時に書いた作文。偶然か、妄想か、それとも——。

表題作「予知夢」をはじめ、ポルターガイスト現象、念写、幽体離脱など、一見オカルトに見える5つの事件に、物理学者・湯川学が科学のメスを入れます。

科学 vs 超常現象

ガリレオシリーズの面白さは「不可能に見える現象に科学的な解答を与える」こと。本書ではその設定がさらに磨かれ、予知夢や念写といった「科学では説明できない」と思わせる現象を、湯川が鮮やかに解体していきます。読者も一緒に「本当に科学で説明できるのか?」と考える楽しさがあります。

湯川の人間味

前作『探偵ガリレオ』では理論派の印象が強かった湯川ですが、本書では事件の関係者に対する共感や葛藤が垣間見えます。科学で真実を暴くことが、必ずしも正義とは限らない。その苦悩が、シリーズに厚みを加えています。

読んだ後に残ったこと

「予知夢」というタイトルに惹かれて読みましたが、超常現象に見えるものの裏に科学的な説明がある——その構図に知的好奇心をくすぐられました。

不思議な出来事に出会った時、「科学で説明できるかも」と考えてみる。そういう思考の習慣を持つことの面白さを教えてくれるシリーズです。息子が「なんで?」と聞いてくる年頃になったら、一緒に「なんでだろう?」と考える父親でありたいと思いました。

読者の評判・口コミ

楽天レビュー1,340件超え、評価3.83。「短編なので読みやすい」「前作より湯川の人間味が出てきた」「ドラマを見てから読んでも楽しめる」という声が多数。

「前作の方が衝撃的だった」「トリックがやや地味」という声もありますが、シリーズファンなら押さえておきたい一冊です。

良い点

  • 1話完結で読みやすい短編集
  • 超常現象×科学という設定が知的好奇心をくすぐる
  • 湯川の人間味が深まっている

注意点

  • 『探偵ガリレオ』を先に読む方がより楽しめる
  • 前作と比べてトリックのインパクトがやや弱い
  • 短編のため個々の物語の深みは限られる

この本の前後に読む本

前に読む本: 『探偵ガリレオ』。シリーズ第1弾。湯川学の魅力を知る入口です。

後に読む本: 『悪意』。同じ東野圭吾の短めのミステリー。「動機」を巡る心理戦が秀逸です。

読了データ

項目 内容
ページ数 約280ページ
読了時間の目安 3〜4時間
図解・イラスト なし
難易度 ★★☆☆☆(短編で読みやすい)

まとめ

『予知夢』は、超常現象に見える事件を科学で解き明かすガリレオシリーズの第2弾です。1話完結の5編で読みやすく、湯川学の人間味も深まった本作。科学とミステリーの融合を楽しみたい方におすすめの一冊です。

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この記事を書いた人

ゆう

フリーライター

フリーライター。WEBビジネス歴10年以上。3歳の息子を持つパパでもあり、育児と仕事の合間に年間200冊以上を読破。「この本で世界の見方が変わった」という体験を読者と共有したいと思いこのサイトを始めました。