【要約&レビュー】『最強脳』アンデシュ・ハンセン——運動が子どもの脳を変える・教育大国スウェーデン発の脳力強化バイブル
最強脳
著者: アンデシュ・ハンセン/久山 葉子
ジャンル: 健康
試し読みもできます
Amazonで『最強脳』をチェックする3行で分かるこの本のポイント
- 「教育大国スウェーデンではもうやっている!」——コロナ禍で増えた運動不足・低下した子どもの集中力・記憶力・発想力の回復法を科学的に解説
- 運動が脳を変える——『スマホ脳』著者アンデシュ・ハンセンが子ども向けに贈る「脳力強化バイブル」
- 親子で読める健康書——運動と学習の関係を科学的根拠に基づいて解説・具体的な実践法も紹介
この本はこんな人におすすめ
- 子どもの集中力・学力が心配な親御さん
- 運動と脳の関係を科学的に知りたい方
- 『スマホ脳』を読んで著者に興味を持った方
- コロナ禍以降の子どもの体力・集中力の変化を感じている方
独自5段階評価
| 項目 | スコア |
|---|---|
| 読みやすさ | ★★★★☆ |
| 運動と脳の科学的解説 | ★★★★☆ |
| 子ども向け内容の具体性 | ★★★☆☆ |
| 実践へのハードルの低さ | ★★★☆☆ |
| 『スマホ脳』との差別化 | ★★★☆☆ |
要約・内容紹介
運動が子どもの「脳力」を変える
本書の核心は「運動が子どもの集中力・記憶力・発想力を劇的に改善する」という主張です。「脳は運動によって活性化される——血流が増加し・BDNF(脳由来神経栄養因子)が分泌され・ニューロンの結合が強化される——これは大人だけでなく子どもの脳でも同様に起きる」という科学的メカニズムが本書の根拠です。
「教育大国スウェーデンでは・授業の前に運動を取り入れる実践が広まっている——実際に成績と集中力の向上が報告されている——日本でもこの知見を活かすべきだ」という提言が本書の背骨です。
コロナ禍が子どもの脳に与えた影響
本書が特に注目するのは「コロナ禍による運動不足が子どもの脳に与えたダメージ」です。「在宅での生活・体育の授業の削減・外遊びの制限——これらが子どもの脳の発達に悪影響を与えている可能性がある——今こそ運動の重要性を見直す必要がある」という問題提起が、本書の出版背景にあります。
「スマートフォンの過使用と運動不足の組み合わせは・子どもの集中力と創造力を同時に奪う——これを回復させるのも運動だ」という処方箋が示されます。
親子で実践できる具体的なアドバイス
本書の後半では「運動をどのように日常に取り入れるか」の具体的なアドバイスが示されます。「激しい運動である必要はない——有酸素運動を20分行うだけで・脳への効果が現れる——学習の前に体を動かす習慣を作ることが重要だ」というシンプルな結論が、本書を実践書として使える内容にしています。
実際に試してみた
3歳の息子の話ですが、公園で走り回った後の方が「帰ってから絵本を集中して聞いてくれる」気がします。偶然かもしれませんが、本書を読んでから「あ、これは脳に血流が流れているからかも」と思うようになりました。
『スマホ脳』でハンセン先生のファンになり本書も手に取りましたが、『スマホ脳』の方が衝撃度は高かった。本書は子ども向けの実践書という位置づけで、前作を読んでいる方には少し物足りないかもしれません。
読者の評判・口コミ
楽天レビュー166件前後、評価3.5前後と賛否が分かれる評価。「子どものために運動の大切さを改めて感じた」という声がある一方、「『スマホ脳』の方が良かった」という声も多いです。
著者の前作『スマホ脳』と比べると内容的には繰り返しが多く、子ども向けに特化した分、新鮮さが薄れるという評価も。
良い点
- 運動と脳の科学的な関係が分かりやすく解説されている
- 子ども・親子向けの視点が明確で具体的
- コロナ禍の問題意識と結びついた現代的なテーマ
注意点
- 『スマホ脳』を読んだ方には内容の重複が多い
- 科学的根拠の解説より実践法の部分が薄い
- 評価が賛否分かれており、前作ほどの衝撃はない
この本の前後に読む本
前に読む本: 特になし。著者の前作『スマホ脳』を先に読むとより深く理解できます。
後に読む本: 特になし。本書で運動と脳の関係に興味を持った方は関連する脳科学書にも進んでみてください。
読了データ
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| ページ数 | 約210ページ |
| 読了時間の目安 | 2〜3時間 |
| 図解・イラスト | あり |
| 難易度 | ★★☆☆☆(読みやすい) |
まとめ
『最強脳』は、『スマホ脳』著者アンデシュ・ハンセンが子どもの脳力強化をテーマにした一冊です。運動が集中力・記憶力・発想力を改善するという科学的事実を、コロナ禍の問題意識と結びつけて解説しています。前作ファンよりも「子育て中の親御さん」に特にすすめたい本です。
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Amazonで『最強脳』をチェックするこの記事を書いた人
ゆう
フリーライター
フリーライター。WEBビジネス歴10年以上。3歳の息子を持つパパでもあり、育児と仕事の合間に年間200冊以上を読破。「この本で世界の見方が変わった」という体験を読者と共有したいと思いこのサイトを始めました。