【要約&レビュー】『その情報はどこから?』猪谷千香——ネット時代の情報リテラシーを身につける一冊

レビュアー: ゆう

※本記事はAIを活用して作成しています。

その情報はどこから?

その情報はどこから?

著者: 猪谷 千香

ジャンル: テクノロジー

★★★★(4/5)
#情報リテラシー#メディアリテラシー#フェイクニュース#ネットリテラシー#猪谷千香

3行で分かるこの本のポイント

  • 情報の出所を確かめる習慣を、具体的なステップで解説した実践的な入門書
  • ネットニュースやSNSで流れるフェイクニュースや誤情報を見抜く技術が身につく
  • ジャーナリストである著者が現場の視点から教える情報との正しい付き合い方

この本はこんな人におすすめ

  • SNSで拡散される情報を鵜呑みにしてしまいがちな方
  • 子どもや家族にメディアリテラシーを教えたい親御さん
  • ネットニュースの信頼性が気になっている社会人全般
  • 学校や職場でデマ対策・情報教育に携わっている方

こんな人には合わないかも

  • 情報リテラシーについて専門的に学んでいるメディア研究者や記者
  • ファクトチェックの高度な手法や技術的なツールを求めている方
  • 海外のフェイクニュース事情に特化した事例が読みたい方

独自5段階評価

評価軸 評価
内容の濃さ ★★★★☆
読みやすさ ★★★★★
実践のしやすさ ★★★★☆
初心者向き度 ★★★★★
コスパ(満足度) ★★★★☆

要約・内容紹介

「情報の海」に溺れないために

本書は、日々の生活に押し寄せる膨大な情報をどう受け取るかという根本的な問いから始まります。著者の猪谷千香さんはジャーナリストとして長年、情報の現場に立ってきた経験から、「情報が多すぎる時代だからこそ、一歩立ち止まって出所を確かめる習慣が必要だ」と語ります。特にSNSで拡散するニュースは、一見もっともらしく見えても、元の情報源を辿ると全く違う文脈だったという事例が多く紹介されており、読んでいると「あ、自分もやってしまっていた」と気づかされる場面が続きます。

確かめるための具体的なアプローチ

単に「怪しい情報には気をつけよう」で終わらないのが本書の強みです。ファクトチェックの基本的な手順、信頼できるメディアと怪しいサイトの見分け方、画像や動画の逆検索など、今すぐ実践できる具体的な方法が平易な言葉で説明されています。難しい専門用語に頼らず、一般読者に向けて書かれているため、中学生でも理解できる内容になっている点は特筆すべきです。

情報と向き合う姿勢を育てる

本書が伝えようとしているのは、単なるテクニックではありません。情報に対して批判的・好奇心旺盛な姿勢を持ち続けることの大切さを、著者は丁寧に伝えています。「怪しいかどうか」だけでなく、「なぜそのような情報が生まれるのか」という背景まで考えることで、フェイクニュースに振り回されない思考体力が鍛えられると感じました。

実際に試してみた

読む前、ぼくはSNSでバズっている記事を見ても、発信元のアカウントをほぼ確認しないまま読んでいました。「面白そうな内容」「信頼できそうなタイトル」だけで判断し、シェアすることもしばしば。本書を読んで特に意識が変わったのは、「一次情報に当たる」という習慣の重要性です。引用ツイートや要約記事が元の文脈をどれだけ変形させているか、著者の事例を追ってみて初めて実感しました。

読んだ後、実際に試したのは「記事の引用元リンクを必ず辿る」こと。最初は少し手間に感じましたが、1週間ほど続けると、いかに多くのネットニュースが元の発表から切り取られているかが見えてきて、むしろ面白くなってきました。今ではニュースを読むときの習慣として定着しています。

正直、ここが物足りなかった

情報リテラシーの入門書として完成度は高いのですが、ソーシャルメディアのアルゴリズムがどのように偏った情報環境を作り出すかという「フィルターバブル」への踏み込みが浅い印象でした。また、事例が国内のものに偏っており、グローバルなフェイクニュースの構造(プロパガンダ、国家介入など)を知りたい読者には物足りないかもしれません。一歩進んだ学習のための参考文献リストが欲しかったです。

読者の評判・口コミ

楽天レビューでは評価3.71、レビュー21件という実績があります。「子どもと一緒に読みたい」「情報教育の参考書として使えた」という好評の一方、「内容がやや薄い」「もっと深く掘り下げてほしかった」という批判的な声もありました。ただ入門書として見れば、幅広い年代が読めるバランスの良さが支持されているようです。

良い点

  • 難しい専門知識なしに読める平易な文章と構成
  • ファクトチェックの具体的な手順が分かりやすく解説されている
  • ジャーナリスト視点ならではのリアルな事例が豊富

注意点

  • 専門的・学術的な情報リテラシー研究を期待すると物足りない
  • 国際的なプロパガンダや政治的フェイクニュースの分析は薄い
  • 実践後の応用や発展的な学習への橋渡しが少ない

似た本と比べると

同じ情報リテラシー系では、西田亮介『情報武装する政治』が政治とメディアの関係を深く掘り下げている一方、本書は生活者目線で「今日からできること」に特化しています。また、インターネット上の情報環境を批評的に論じる書籍が多い中で、本書はハウツー感が強いため、理論より実践を求める方にはより向いています。

この本の前後に読む本

前に読む本:『10代のためのメディアリテラシー入門』(メディアリテラシー教育研究会)——情報の読み解き方の基礎概念を整理してから読むとより理解が深まります。

後に読む本:『フェイクニュースの見分け方』(烏賀陽弘道)——より高度なファクトチェック技術と国際的なフェイクニュース事例を学べます。

読了データ

項目 内容
読了時間の目安 約3〜4時間
ページ数 約200ページ
難易度 初級
出版年 2020年

まとめ

『その情報はどこから?』は、ネット時代に必須の情報リテラシーを誰でも学べる一冊です。専門知識がなくても読めて、読んだ翌日から習慣を変えられる実践性が魅力。まずこの一冊から情報との付き合い方を見直してみてください。

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この記事を書いた人

ゆう

フリーライター

フリーライター。WEBビジネス歴10年以上。3歳の息子を持つパパでもあり、育児と仕事の合間に年間200冊以上を読破。「この本で世界の見方が変わった」という体験を読者と共有したいと思いこのサイトを始めました。