【要約&レビュー】『あなたもいままでの10倍速く本が読める新版』ポール・R.シーリィ——フォトリーディングで能力をフル稼働
※本記事はAIを活用して作成しています。
あなたもいままでの10倍速く本が読める新版
著者: ポール・R.シーリィ/井上久美
ジャンル: 自己啓発
3行で分かるこの本のポイント
- アメリカンエキスプレス・アップルコンピュータ等の米国一流企業社員が研修する「フォトリーディング」——あなたの能力をフル稼働させる技術のさらに進化した最強ビジネスツール
- 「フォトリーディング」は写真を撮るように本の情報を脳に取り込む——通常の速読とは異なる、潜在意識を活用した情報吸収法
- 読書速度10倍は可能か——賛否はあるが、本の構造を把握して重点的に理解するアプローチは有用
この本はこんな人におすすめ
- 読書量を増やしたい・読書が遅いと感じているビジネスパーソン
- 速読・フォトリーディングに興味がある方
- 本から情報を効率的に吸収したい方
- 学習法・脳の活用法に関心がある方
こんな人には合わないかも
- 「10倍速く読める」という主張を科学的に検証したい方には根拠が薄く感じるかもしれません
- 効果を実感するまでに時間と練習が必要なため、すぐに結果を求める方には向きません
- 潜在意識・右脳活性化という概念に馴染みがなく懐疑的な方には合いにくい内容です
独自5段階評価
| 項目 | スコア |
|---|---|
| 内容の濃さ | ★★★☆☆ |
| 読みやすさ | ★★★★☆ |
| 実践のしやすさ | ★★★☆☆ |
| 初心者向き度 | ★★★★☆ |
| コスパ(満足度) | ★★★☆☆ |
要約・内容紹介
著者のポール・R.シーリィは「フォトリーディング・ホールマインド・システム」の開発者で、人間の潜在意識を活用した情報吸収法として世界中で広まっています。本書はその方法論を解説した入門書です。
フォトリーディングは通常の速読とは根本的に異なります。文字を高速で追うのではなく、脳を「ソフト・フォーカス」の状態にして本のページを写真を撮るように潜在意識に取り込みます。その後に意識的な読み直し・思考によって情報を顕在意識に引き出すのがこのシステムの仕組みです。
フォトリーディングは5つのステップで構成されています。第1ステップとして読む目的を明確にする「準備」があります。次に本の構造・目次を確認する「プレビュー」を行います。そしてソフト・フォーカスで全ページを流す「フォトリーディング」本体があり、続いて潜在意識に取り込んだ情報を意識化する「活性化」へと進みます。最後に必要な箇所だけを精読する「ラピッドリーディング」でこのシステムは完結します。
フォトリーディングの効果については科学的な検証が十分でなく、批判的な研究者もいます。実際に10倍速くなるという主張には懐疑的な意見も多く見られます。ただし本書のプレビュー→重点精読というアプローチは、本の全体構造を把握してから読む読書法として独自の価値があります。完全に信じ込むのではなく、使えるアプローチだけを取り入れるという姿勢で向き合うのが現実的だと感じました。
実際に試してみた
読書が遅い自分には魅力的なタイトルで手に取りました。フォトリーディング(ソフト・フォーカスで全ページを眺める)を試してみましたが、「10倍速く読めた」という実感は正直ありませんでした。
ただ、「読む前に目次と索引で全体構造を把握する」「全部読もうとせず重要な部分だけを精読する」という考え方は、実際の読書に取り入れて役立っています。主張の全てを採用するより、エッセンスだけ使う付き合い方が良いと感じます。
正直、ここが物足りなかった
「10倍速く読める」というタイトルの主張を科学的に裏づける根拠が本書内では乏しく、信頼性に疑問を感じる部分がありました。また、フォトリーディングの効果を実感するためには「繰り返し練習する」必要があるとされていますが、その具体的な練習法や習得の目安が不明確で、実際に習得できるのかが読後も分かりませんでした。読書術の本として見ると「プレビューと重点精読」というアドバイスは有益ですが、それだけのために全編読む必要はないかもしれません。
読者の評判・口コミ
楽天レビューで評価3.76と賛否があります。「読書への向き合い方が変わった」「プレビューの習慣が身についた」という声がある一方、「10倍は誇張しすぎ」「科学的根拠が薄い」という批評も多く見られます。
速読・学習効率に関心がある方に支持されており、「フォトリーディングという概念を知るための入門として有用」として評価されています。
良い点
- 「目的を明確にしてから読む」「全体構造を把握してから精読する」という読書アプローチの価値
- フォトリーディングという独自のコンセプトの明快な解説
- 一流企業でも使われているという背景が示す実用性の一面
注意点
- 「10倍速く読める」という主張の科学的根拠は十分でない
- フォトリーディングの効果には個人差があり、全員に当てはまるわけではない
- 実際に身につけるには繰り返しの練習が必要で、本を読んだだけでは使えない
似た本と比べると
速読本としては宇都出雅巳の『高速大量回転法』や、福沢諭吉的な「多読よりも精読」を勧める本とはアプローチが全く異なります。本書はシステム的な「技法」として速読を捉えており、技法への信頼と投資意欲がある方には面白い内容です。純粋な読書術を求めるなら奥野宣之の『読書は1冊のノートにまとめなさい』のような実用書の方が再現性は高いかもしれません。
この本の前後に読む本
前に読む本: 特なし。速読・読書法の入門として手に取れます。
後に読む本: 本書で読書法への関心が深まったら、他の速読本や学習効率化の書籍も合わせて読んで自分に合ったアプローチを探すとよいでしょう。
読了データ
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| ページ数 | 約280ページ |
| 読了時間の目安 | 3〜4時間 |
| 図解・イラスト | 図解あり |
| 難易度 | ★★☆☆☆(読みやすい) |
まとめ
『あなたもいままでの10倍速く本が読める新版』はポール・R.シーリィが潜在意識を活用する「フォトリーディング」を解説した速読本です。全ての主張を鵜呑みにせず、本の全体構造を把握してから精読するアプローチだけでも取り入れる価値がある一冊です。
この記事を書いた人
ゆう
フリーライター
フリーライター。WEBビジネス歴10年以上。3歳の息子を持つパパでもあり、育児と仕事の合間に年間200冊以上を読破。「この本で世界の見方が変わった」という体験を読者と共有したいと思いこのサイトを始めました。