【要約&レビュー】『広辞苑を3倍楽しむ』〜日本語の宝庫から拾い上げた、話のタネと知的遊び〜

レビュアー: ゆう

※本記事はAIを活用して作成しています。

広辞苑を3倍楽しむ

広辞苑を3倍楽しむ

著者: 岩波書店編集部

ジャンル: 科学・サイエンス

★★★☆☆(3/5)
#科学#サイエンス#岩波書店編集部

3行で分かるこの本のポイント

  • 収録24万項目の広辞苑から各界の識者が「話のタネ」を厳選してエッセイで語る
  • コンペイトー・錯視・猩猩・レプトセファルスなど珍しい言葉の世界を探索できる
  • 辞書の意外な面白さを再発見できる日本語好きのための知的エンタメ

この本はこんな人におすすめ

  • 日本語・言語に興味がある方
  • 広辞苑を手元に置いている・愛用している方
  • 雑学・教養として語れる話のネタを増やしたい方
  • 読書好きの人への贈り物を探している方

こんな人には合わないかも

  • 科学や自然科学の専門知識を深めたい方(本書は語彙・言語寄りの内容)
  • 体系的な知識を整理して学びたい方
  • 一つのテーマを深く掘り下げた読み物を求める方

独自5段階評価

評価項目 点数
内容の濃さ ★★★☆☆
読みやすさ ★★★★☆
実践のしやすさ ★★★☆☆
初心者向き度 ★★★★☆
コスパ ★★★☆☆

要約・内容紹介

広辞苑は日本語の宝庫であり、約24万項目を収録しています。本書はその膨大な項目の中から、科学者・文化人・作家など各界で活躍する識者たちが「話のタネ」として選んだ言葉を取り上げ、それぞれがエッセイ形式で語る読み物です。

取り上げられる言葉は多彩です。砂糖から作られる星形のコンペイトー、目の錯覚を利用した錯視、哲学者ピタゴラスと数の神秘、海の生き物レプトセファルス、木登り鳥のヤツガシラ(野口啄木鳥)、動きの表現でんぐり返し……。広辞苑には日常語から専門語まで、これほど多彩な言葉が収まっているのかという驚きがあります。

本書の面白さは、各識者が自分の専門性や人生観を絡めながら言葉を語っている点です。単なる言葉の説明ではなく、その言葉との個人的な関係や、そこから広がる思索が読み物として楽しめます。広辞苑という辞書そのものの存在意義を改めて感じさせてくれます。

実際に試してみた

読む前は、辞書の紹介本という印象でハードルが低めでした。しかし読み始めると、知っているようで知らない言葉に次々と出会い、思いがけず引き込まれました。

WEBのコンテンツを書く仕事をしていると、語彙力の重要性は常に感じています。コンペイトーの語源がポルトガル語だということや、レプトセファルスがウナギの稚魚の呼び名だということは、本書を読んではじめて知りました。こういった「言葉の背景」を知ることが文章に深みを与えると実感しました。

読後は、広辞苑を改めてページをめくりたくなりました。辞書は引くものだけでなく「眺めるもの」でもあると感じた体験です。

正直、ここが物足りなかった

各エッセイが短めで、一つの言葉について深く掘り下げられているわけではありません。話のタネとして「ふむふむ」と楽しめますが、専門的な深みを求めると少々あっさりした印象です。また科学ジャンルに分類されていますが、内容は言語・教養色が強く、理系の科学知識を求める読者には期待と少しズレがあるかもしれません。評価3.14はそのあたりの期待のズレを反映しているように感じます。

読者の評判・口コミ

楽天レビューでは8件が集まり、評価3.14という結果です。「言葉の面白さを再発見できた」「エッセイ形式で読みやすい」という声がある一方、「期待していた内容と少し違った」「物足りない」という意見も。広辞苑ファンや日本語好きには刺さる内容ですが、科学書として手に取ると違和感があるようです。

良い点

  • 短いエッセイ形式でどこからでも読める
  • 広辞苑の意外な面白さを再発見できる
  • 各界の識者の視点が多様で刺激的

注意点

  • 各エッセイが短く深みが少ない
  • 科学的な専門知識は少なく教養・雑学寄り
  • 科学書として期待すると内容とのズレを感じる

似た本と比べると

同じく言葉・辞書をテーマにした本として『辞書を食べた少女』(エッセイ集)があります。本書はより多くの識者の視点が集まる「アンソロジー形式」の強みがある一方、一人の著者が深く語る読み物に比べると散漫になりがちです。広辞苑ならではの豊富な語彙が楽しめるという点では本書が唯一無二です。

この本の前後に読む本

日本語・言葉への関心がある方は、本書の前に金田一春彦の『日本語』を読んでおくと言語への理解が深まります。読んだ後は色々な分野のエッセイ集に手を広げ、各界の識者たちがどのように言葉と向き合っているかを探ってみるといいでしょう。

読了データ

項目 内容
読了時間 約2〜3時間
難易度 入門〜一般向け
出版社 岩波書店
編者 岩波書店編集部

まとめ

『広辞苑を3倍楽しむ』は、日本語と辞書の面白さを再発見させてくれる知的な読み物です。話のタネを増やしたい方、広辞苑を改めて眺めたくなる刺激を求める方に向いています。科学書というよりは教養エッセイ集として手に取ることで、本書の価値がより伝わるはずです。

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この記事を書いた人

ゆう

フリーライター

フリーライター。WEBビジネス歴10年以上。3歳の息子を持つパパでもあり、育児と仕事の合間に年間200冊以上を読破。「この本で世界の見方が変わった」という体験を読者と共有したいと思いこのサイトを始めました。