【要約&レビュー】『理系のための英語論文執筆ガイド』〜誤用をなくし通る論文を書く20のポイント〜

レビュアー: ゆう

※本記事はAIを活用して作成しています。

理系のための英語論文執筆ガイド

理系のための英語論文執筆ガイド

著者: 原田 豊太郎

ジャンル: 科学・サイエンス

★★★★★(5/5)
#科学#サイエンス#原田 豊太郎

3行で分かるこの本のポイント

  • 誤解を生む言葉遣い・結論を曖昧にする表現など論文の質を落とす誤用を20のポイントで攻略
  • 科学技術英語のエキスパートが伝えるビギナー向けに絞った実践的アドバイス
  • 「伝わる英語論文」を書くための思考法と表現技術が同時に身につく

この本はこんな人におすすめ

  • 英語論文を初めて書く理系の大学院生・研究者
  • 英語論文の投稿を繰り返しているが指摘が多いと感じる方
  • 論文の英語表現に自信がなく添削に頼りっぱなしの方
  • 科学技術英語の基礎から学び直したい方

こんな人には合わないかも

  • 英語論文をすでに多数発表しているベテラン研究者
  • ネイティブレベルのライティングスキルを目指す方
  • 英語そのものの文法・語彙を体系的に学びたい方

独自5段階評価

評価項目 点数
内容の濃さ ★★★★★
読みやすさ ★★★★☆
実践のしやすさ ★★★★★
初心者向き度 ★★★★★
コスパ ★★★★★

要約・内容紹介

英語論文を書くとき、日本人研究者が犯しがちな「誤用」は特定のパターンに集中しています。本書の著者・原田豊太郎氏は科学技術英語の専門家として長年研究者に指導を行ってきた経験を持ち、その集大成として「論文の質を落とす20の誤用」を本書にまとめました。

代表的な誤用のパターンとして、曖昧な受動態の使いすぎ・「data」の扱い方の間違い・「respectively」の誤用・仮定法と直説法の混同などが取り上げられています。これらは単に「英語が下手」という問題ではなく、「科学的な主張の精度」を下げてしまう表現上の問題です。誤用を正すことで、論文の内容の正確さが読者にきちんと伝わるようになります。

各ポイントは「なぜそれが問題なのか」から始まり、「どう直すか」まで具体的な例文とともに解説されています。論文を書きながら手元に置いて参照する使い方にも向いています。

実際に試してみた

読む前は、英語論文の本というと分厚くて専門的すぎるイメージがありました。しかし本書は20のポイントに絞り込んでいるため非常にコンパクトで、数時間で通読できます。

WEBビジネスに携わる立場として英語論文との直接の接点はありませんが、「伝わる文章を書く」という観点は共通しています。日本語でのビジネス文章でも、「誰が何をした」という主語・述語の明確さや、曖昧な表現を避けることの重要性は同じです。本書を読んで、英語論文に限らない「明確な文章」の普遍的な原則を再確認しました。

特に印象的だったのは、結論部を曖昧にしがちな表現パターンの解説です。「○○だと考えられる」という言い方が科学的主張として曖昧になっている場合、どう直すかという解説は、日本語文章にも応用できる視点でした。

正直、ここが物足りなかった

20のポイントに絞り込んでいるため、英語論文の全体像(構成・文体・引用スタイルなど)をカバーするものではありません。論文全体の書き方を学ぶには別途ガイドが必要です。また電子書籍版(Kindle等)の読みやすさについては改善の余地があるという声も聞きます。

読者の評判・口コミ

楽天レビューでは8件が集まり、評価4.63という非常に高い評価です。「研究室の必読書にしている」「論文の英語を直す際の参照書として手放せない」という絶賛の声が多く見られます。投稿した論文の指摘事項が本書を読んで減ったという具体的な効果を実感した声も複数あり、実用書として非常に高い評価を受けています。

良い点

  • 20のポイントに絞り込んだ実践的な構成
  • 「なぜ問題か」から「どう直すか」まで具体的に解説
  • 論文執筆中の参照書として機能する手軽なサイズ

注意点

  • 論文全体の書き方・構成はカバーしていない
  • 英語論文以外のライティングへの直接応用は限定的
  • ベテラン研究者には既知の内容が多い

似た本と比べると

同じく英語論文指南の本として山本弘之の『科学英語の書き方とプレゼンテーション』があります。あちらが論文の全体構成と文体を体系的に解説しているのに対し、本書は誤用撲滅に特化したポイント式の構成です。最初に本書で誤用パターンを把握し、全体構成は別書で補う使い方が効果的です。

この本の前後に読む本

読む前に英語論文の一般的な構成(IMRAD形式など)を学んでおくと、本書の指摘がより具体的に理解できます。読んだ後は実際の論文投稿プロセスを解説した本や、ジャーナルの投稿ガイドラインを参照しながら実践に移るのが理想的な流れです。

読了データ

項目 内容
読了時間 約2〜3時間(通読)、参照書としても使える
難易度 大学院生〜若手研究者向け
出版社 講談社(ブルーバックス)
著者 原田豊太郎

まとめ

『理系のための英語論文執筆ガイド』は、英語論文執筆の誤用を20のポイントで効率よく撲滅できる、研究者必携の実践書です。評価4.63という高評価が、その実用性の高さを物語っています。英語論文に苦労している研究者・大学院生は、まずこの一冊から始めることで論文の質が確実に改善されるはずです。

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この記事を書いた人

ゆう

フリーライター

フリーライター。WEBビジネス歴10年以上。3歳の息子を持つパパでもあり、育児と仕事の合間に年間200冊以上を読破。「この本で世界の見方が変わった」という体験を読者と共有したいと思いこのサイトを始めました。