【要約&レビュー】『理科系のための入門英語プレゼンテーション』学会・国際会議で通じる実践英語術
※本記事はAIを活用して作成しています。
理科系のための 入門英語プレゼンテーション
著者: 廣岡 慶彦
ジャンル: 科学・サイエンス
3行で分かるこの本のポイント
- 理系研究者・大学院生が国際学会・会議で直面する英語プレゼンの悩みを、著者自身の体験に基づく豊富な実例で解決
- 準備・発表・質疑応答という実際の流れに沿って初歩から体系的に学べる実践的な構成
- 研究発表特有の**「英語コミュニケーションのコツ」**を学会・会議に不可欠な内容に絞って伝える
この本はこんな人におすすめ
- 初めて国際学会・会議でプレゼンをする大学院生・若手研究者
- 英語の基礎はあるが、研究発表特有の表現・構成がわからない方
- 質疑応答が怖くて、どう対処すればよいか知りたい研究者
- 海外の共同研究者とのコミュニケーションに自信を持ちたい方
こんな人には合わないかも
- ビジネス英語プレゼンのスキルを伸ばしたい方(理系研究発表に特化した内容のため)
- 上級者向けの高度な英語表現・修辞技法を求めている方
- プレゼンのビジュアルデザイン・スライド作成技術を学びたい方(本書は英語表現中心)
独自5段階評価
| 評価項目 | 評価 |
|---|---|
| 内容の濃さ | ★★★★☆ |
| 読みやすさ | ★★★★☆ |
| 実践のしやすさ | ★★★★☆ |
| 初心者向き度 | ★★★★☆ |
| コスパ | ★★★★☆ |
要約・内容紹介
理系プレゼン英語の痒いところに手が届く
一般的な英語プレゼン本は「ビジネスの場面」を前提にしていることが多い。しかし研究発表には固有のコンテキストがある——複雑な実験手順の説明、専門用語の適切な使い方、グラフ・データを英語で解説する方法、そして鋭い質問が飛んでくる質疑応答への対処法。本書は「理科系」に特化しているため、これらの場面に直結した表現と戦略が濃密に詰まっている。
著者の廣岡慶彦は自身の国際会議出席体験を豊富に持つ研究者で、「自分が最初に困ったこと・知りたかったこと」をそのまま本書に凝縮している。この体験に基づくリアリティが本書の強みだ。
準備→発表→質疑応答の3ステップ構成
本書の構成は実際のプレゼンの流れに沿っている。まず「準備と予備知識」として英語プレゼンに臨む心構えと基礎知識を整理し、「準備と実践」パートでスライドの構成・原稿づくり・発音のポイントを解説する。そして「質疑応答」パートでは、わからない質問への返し方・時間稼ぎのフレーズ・議論を継続するための表現など、実践で使える具体的なテクニックを紹介する。
特に質疑応答の章は、「英語の質問が聞き取れなかったとき」「答えがわからないとき」「もう少し時間が欲しいとき」という研究者が実際に頻繁に遭遇するシチュエーションへの対処が充実しており、ここだけでも本書を読む価値がある。
国際会議出席に必要なコミュニケーション全般
本書は発表本番だけでなく、国際会議に出席する際のコミュニケーション全般もカバーしている。会議の休憩時間の雑談から、ポスターセッションでの会話、他の研究者との名刺交換まで、研究発表の周辺で必要になるコミュニケーションスキルが付録として収録されており、実用的だ。
実際に試してみた
フリーランスとして英語の科学コンテンツを取り扱う機会がある立場から言うと、本書の「研究成果をどう英語で構成するか」という章は非常に参考になった。「研究の背景→問い→方法→結果→考察」という流れは、実はWebコンテンツの構成ともよく似ていて、本書で学んだ「情報の整理方法」がライティングに応用できた。英語プレゼン本として読むだけでなく、「英語で論理的に情報を伝える」ための汎用スキル本としても使えると感じている。
正直、ここが物足りなかった
実際の英語表現の量が、もう少し多ければさらに実用的だったと感じる。「こういうシチュエーションではこう言う」というモデルフレーズのバリエーションが少なく、「自分の研究内容に合わせてどう応用するか」は読者に委ねられている部分が多い。理系英語フレーズ集としてより辞書的に使えるようにしてほしかった。
読者の評判・口コミ
楽天レビューでは9件・評価4.33の好評価。「国際学会前に読んで本当に役に立った」「質疑応答の章が特に実用的」という実践的な評価が多い。「もっとフレーズ量が欲しかった」という意見も一部あるが、全体的には「理系プレゼン英語の入門書として最良の選択肢」という評価が圧倒的だ。
良い点
- 理系研究発表に特化した内容のため、ビジネス英語本では補えない専門的な場面に対応している
- 著者自身の体験談に基づく「実際に役立つ情報」の密度が高い
- 準備→発表→質疑応答という実際の流れに沿って体系的に学べる
注意点
- 英語フレーズのバリエーションが限られるため、もっと多くの表現を知りたい場合は補充教材が必要
- 理系研究発表に特化しているため、ビジネス英語プレゼンには直接応用しにくい
- 英語の基礎知識(中学〜高校レベル)が前提となっている
似た本と比べると
理系向け英語の本としては、木下是雄『理科系の作文技術』が論文執筆特化の定番だ。本書はプレゼン・口頭発表特化という点で棲み分けがはっきりしており、両書を合わせて読むと「書く・話す」両方の理系英語スキルをカバーできる。一般的な英語プレゼン本(スティーブ・ジョブズ式など)と比べると汎用性は低いが、研究者向けの精度は段違いに高い。
この本の前後に読む本
- 前に読むなら: 『理化学研究所 100年目の巨大研究機関』 — 日本の研究者が国際学会で何を発表しているかを知ることで、本書で学ぶ英語スキルの活躍場面がリアルに想像できる
- 後に読むなら: 『科学技術をよく考える』 — 研究成果を社会に伝える意義・倫理を考えることで、プレゼンスキルの使い方を深めるきっかけになる
読了データ
| 項目 | データ |
|---|---|
| ページ数 | 約220ページ |
| 読了目安 | 3〜5時間 |
| 図版・イラスト | 少なめ |
| 難易度 | ★★★☆☆(中級) |
まとめ
『理科系のための入門英語プレゼンテーション』は、初めて国際学会・会議で英語発表をする研究者にとって頼もしい一冊だ。著者の体験に基づく実用的な情報が詰まっており、楽天評価4.33の高評価が納得できる内容だ。特に質疑応答パートは「こんな本が欲しかった」という読者の声が集まる部分で、英語プレゼンの前夜に手元に置きたい本として自信を持っておすすめできる。
この記事を書いた人
ゆう
フリーライター
フリーライター。WEBビジネス歴10年以上。3歳の息子を持つパパでもあり、育児と仕事の合間に年間200冊以上を読破。「この本で世界の見方が変わった」という体験を読者と共有したいと思いこのサイトを始めました。