【要約&レビュー】『読む・打つ・書く』〜理系研究者が本の世界へ誘う、読書・書評・著述の実践論〜

レビュアー: ゆう

※本記事はAIを活用して作成しています。

読む・打つ・書く

読む・打つ・書く

著者: 三中 信宏

ジャンル: 科学・サイエンス

★★★★(4/5)
#科学#サイエンス#三中 信宏

3行で分かるこの本のポイント

  • 数千冊の書評を書き、数多くの単著を出版してきた理系研究者・三中信宏の読書・書評・著述論
  • 「本を読む」「書評を打つ」「本を書く」という三つの行為を科学者の視点から徹底的に語る
  • Kindleや電子書籍も含めた現代の読書環境に対応した、21世紀版の読書術・文章術の実践書

この本はこんな人におすすめ

  • 書評ブログやnoteで読書感想を発信したい人
  • 本をもっと深く読みたいが、どう読めばいいかわからない人
  • 理系研究者の本との向き合い方に興味がある知的好奇心旺盛な読者
  • 本の書き方・著述の実践について学びたいライターや研究者

こんな人には合わないかも

  • 読書が目的ではなく、科学の専門知識を学びたい人
  • 「速読術」や「要約術」など時間効率を重視した読書法を求めている人
  • 著者の個性的な文体が合わない場合(やや独特の語り口です)

独自5段階評価

評価項目 評価
内容の濃さ ★★★★☆
読みやすさ ★★★☆☆
実践のしやすさ ★★★★☆
初心者向き度 ★★★☆☆
コスパ ★★★★☆

要約・内容紹介

フリーライターとして記事を書く仕事をしている自分にとって、「読む」と「書く」は日常の行為です。しかしそれが「どういう行為なのか」「どうすれば上手くなるのか」を体系的に考えたことはあまりありませんでした。本書はその問いに正面から向き合った一冊です。

著者の三中信宏さんは国立遺伝学研究所の研究者であり、系統学・統計学の専門家として活躍する一方、SNSやウェブ上で膨大な数の書評を発信し続けてきた、科学者にして読書家という稀有な存在です。本書はその「みなか先生」と呼ばれる著者が、自分の読書・書評・著述の実践を語る熱いメッセージとして書かれています。

「読む」の章では、本との向き合い方、精読と乱読の使い分け、電子書籍と紙の使い分けなどが著者の実践をベースに語られます。「打つ」——書評を書くという行為——については、なぜ書評を書くことが読書体験を深めるのかが丁寧に説明されています。読みっぱなしではなく、アウトプットまでセットにすることで本から得られるものが変わるという主張には、自分の経験からも強く共感しました。

「書く」の章は著述の実践論として、本を一冊書くとはどういうことかが語られます。研究者としての著述経験が豊富な著者ならではの、「書くこととは自分の思想を形にすること」という哲学的な視点が印象的です。

著者の文体は独特で、時に学術的な用語が混じりますが、それも著者の個性として楽しめる人には非常に魅力的な読書体験になります。

実際に試してみた

本書を読んで、読んだ本について短くてもコメントを残す習慣を始めました。「良かった」「つまらなかった」だけでなく、「なぜ良かったのか」「自分のどの部分に響いたのか」を三文でも書き残すようにしました。

三週間続けてみると、本の内容の定着率が明らかに上がりました。書評を書くことで本の内容が整理され、記憶に残りやすくなるという著者の主張は確かに正しいと実感しています。

正直、ここが物足りなかった

著者の文体が独特で、人によってはとっつきにくさを感じるかもしれません。学術的な表現や著者独自の造語が登場するため、初めて読む人はペースがつかみにくい部分があります。

また、本書は三中信宏という個人の実践論として書かれているため、「誰でも使える普遍的な読書術・文章術」というよりも「著者の流儀を追体験する本」という性格が強いです。実践的なハウツーを求める人には若干向かないかもしれません。

読者の評判・口コミ

楽天ブックスではレビュー8件で評価4.25と高評価です。「三中先生の本への愛情が伝わってくる」「書評を書くことの意義がわかった」「独特の語り口が癖になる」という声が多いです。著者のファンには非常に支持されており、「これぞみなかワールド」という評価が見られます。

良い点

  • 理系研究者という異色の視点から語られる読書論・著述論が新鮮で刺激的
  • 「書評を書くことで読書が深まる」という主張に実践の裏付けがある
  • 電子書籍・紙の本・SNSなど現代の読書環境に対応した最新の内容

注意点

  • 著者独特の文体と用語が読みにくさを生む場合がある
  • 普遍的なハウツー本というより著者の個人的実践論の色が強い
  • 科学の専門知識を学ぶ本ではなく、「科学者の読書術」を扱う本である点を理解した上で読む必要がある

似た本と比べると

同ジャンルの読書術本として奥野宣之『情報は1冊のノートにまとめなさい』と比較されることがありますが、方向性は全く異なります。あちらは読書情報の整理・管理技術に特化していますが、本書は「なぜ読み、書くのか」という哲学的な問いに迫ります。読書術の「なぜ」を知りたい人には本書が、「どうやって」を知りたい人にはノート術系の本が向いています。

この本の前後に読む本

読む前に: 三中信宏の書評をウェブで読んでから本書に入ると、著者の個性と本書の位置づけが理解しやすくなります。

読んだ後に: 『思考の技法』(三中信宏)—— 著者の思想をより深く知るための次の一冊として適しています。

読了データ表

項目 内容
読了時間の目安 約4〜5時間
ページ数 約250ページ
難易度 中級
おすすめ読書スタイル 著者の語りを楽しみながらゆっくり読む

まとめ

『読む・打つ・書く』は、理系研究者の本への愛情と読書・著述の実践論が詰まったユニークな一冊です。「書評を書くことで読書が変わる」という著者の主張は、実際に試してみると納得の体験ができます。著者独特の世界観を楽しめる読者にとっては、非常に充実した知的体験になる本です。

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この記事を書いた人

ゆう

フリーライター

フリーライター。WEBビジネス歴10年以上。3歳の息子を持つパパでもあり、育児と仕事の合間に年間200冊以上を読破。「この本で世界の見方が変わった」という体験を読者と共有したいと思いこのサイトを始めました。