【要約&レビュー】『プロカウンセラーの こころの声を聞く技術 聞いてもらう技術』〜つながりの不全を癒すための実践書〜
※本記事はAIを活用して作成しています。
プロカウンセラーの こころの声を聞く技術 聞いてもらう技術
著者: 諸富祥彦
ジャンル: 資格・検定
3行で分かるこの本のポイント
- 聞く技術と聞いてもらう技術を両輪で扱う実践書
- **「こころのつながりの不全」**に対する具体的な処方箋
- プロカウンセラー諸富祥彦氏が30年の実践から導いた知見
この本はこんな人におすすめ
- 公認心理師・キャリアコンサルタントなど対人援助職の方
- 人の話を聞くのが仕事のマネージャー・人事担当
- 家族・パートナーともっと深くつながりたい方
- 自分の本音を誰かに聞いてもらいたい方
こんな人には合わないかも
- 学術的な傾聴技法のテキストを求めている方
- 即効性のあるコミュニケーション技術書を期待する方
- スピリチュアル寄りの表現が苦手な方
独自5段階評価
| 評価軸 | スコア |
|---|---|
| 内容の濃さ | ★★★★☆ |
| 読みやすさ | ★★★★☆ |
| 実践のしやすさ | ★★★★☆ |
| 初心者向き度 | ★★★★☆ |
| コスパ | ★★★★☆ |
要約・内容紹介
本書は、明治大学教授で臨床心理士・公認心理師でもある諸富祥彦氏による、現代人の「こころのつながりの不全」をテーマにした実践書です。SNSやチャットで言葉のやりとりは増えているのに、「もっとしっかりつながりたい」「もっと本音を聞いてほしい」と感じている人が増えている現状に対し、プロカウンセラーとしての臨床経験から、聞く技術と聞いてもらう技術の両面にアプローチしています。
特徴は、「聞く側」だけでなく「聞いてもらう側」のスキルにもページが割かれている点です。たとえば、相手に上手に話を聞いてもらうためにはどう切り出せばいいか、自分の感情に名前をつけて伝えるにはどうしたらいいか、といった具体的なフレーズや姿勢が紹介されています。傾聴本の多くが「聞き手側の心得」に偏っているのに対し、本書は双方向のスキルセットとして語っているのが新鮮です。
ライターとしてインタビューを生業の一部にしている自分にとって、「聞く」という行為はそもそも興味の対象です。本書を読みながら、自分が普段の取材で無意識に使っている技術が、なぜ機能するのかを言語化できる感覚がありました。
実際に試してみた
読了後、家族との会話で意識的に「相手の言葉を要約してから返す」を実践してみました。たったそれだけのことですが、相手が「分かってもらえた」という顔になる瞬間が増えたのが印象的です。聞く力は、家庭の安全基地づくりにも直結する技術だと実感しました。
正直、ここが物足りなかった
タイトルにある「聞いてもらう技術」のパートは、もう少しボリュームがあっても良かった印象です。聞く技術の章はかなり充実している一方、後半の比重がやや軽く感じられる読者もいるでしょう。
読者の評判・口コミ
楽天ブックスでのレビュー件数は14件、平均評価は4.17と良好です。「諸富先生らしい温かい文章」「相談現場で活かせるヒントが多い」「家族関係に活かせた」といった肯定的なコメントが多く寄せられています。
一方、「期待したほど深くなかった」という声もあり、すでに傾聴系の書籍を多く読んでいる読者には目新しさが薄く感じられる場合もあるようです。
良い点
- 聞く・聞いてもらう双方向のスキルを扱う
- 著者の臨床経験に裏打ちされた説得力
- 家庭・職場・支援現場で広く活用できる
注意点
- 学術的な傾聴技法書ではない
- 後半「聞いてもらう」章の分量が控えめ
- ややスピリチュアル寄りの表現も
似た本と比べると
同じ傾聴本では『プロカウンセラーの聞く技術』(東山紘久)が古典的名著として有名ですが、本書はそこに「聞いてもらう技術」を加えた現代的アップデート版という位置づけです。両者を読み比べると、傾聴という行為への理解が立体的になります。
この本の前後に読む本
前に読むなら東山紘久『プロカウンセラーの聞く技術』、後に読むなら『非暴力コミュニケーション』など海外の対話技法を組み合わせると、自分の対話スキルの引き出しが大きく広がります。
読了データ表
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 読了時間 | 約3時間 |
| 難易度 | 初級〜中級 |
| 再読価値 | 高(人間関係に悩んだ時に戻りたくなる) |
| 関連ジャンル | 心理学/コミュニケーション |
まとめ
「もっと深く誰かとつながりたい」と感じているすべての人にとって、本書は穏やかな道しるべになる一冊です。対人援助職の方はもちろん、家庭やチームでの会話の質を上げたい人にも広くおすすめできます。
この記事を書いた人
ゆう
フリーライター
フリーライター。WEBビジネス歴10年以上。3歳の息子を持つパパでもあり、育児と仕事の合間に年間200冊以上を読破。「この本で世界の見方が変わった」という体験を読者と共有したいと思いこのサイトを始めました。