【要約&レビュー】『十二支のはじまり』いもとようこ——なぜネコは十二支にいないの?子どもと読みたい絵本

レビュアー: ゆう

※本記事はAIを活用して作成しています。

十二支のはじまり

十二支のはじまり

著者: いもとようこ

ジャンル: 子育て・育児

★★★★★(5/5)
#絵本#十二支#読み聞かせ#いもとようこ#日本の伝承

3行で分かるこの本のポイント

  • 「なぜネコは十二支に入れなかったのか」を軸に、十二支の由来がやさしく分かる絵本
  • いもとようこの温かみのある絵が、動物たちのキャラクターを生き生きと描き出す
  • 読み聞かせで自然と十二支の順番を覚えられる、繰り返し読みたくなる構成

この本はこんな人におすすめ

  • 3〜6歳頃の子どもに読み聞かせたい絵本を探している保護者
  • 日本の伝承・文化を子どもに自然に伝えたい方
  • ネコが十二支にいない理由を子どもに聞かれて困った経験がある親
  • いもとようこの絵が好きな方

こんな人には合わないかも

  • 科学的・論理的な説明を子どもに与えたい方(あくまで伝承の物語)
  • 0〜1歳向けのシンプルな絵本を探している方
  • 長めのストーリー絵本より短時間で完結する本を好む方

独自5段階評価

評価項目 評価
内容の濃さ ★★★★☆
読みやすさ ★★★★★
感動・共感度 ★★★★☆
初心者向き度 ★★★★★
コスパ(満足度) ★★★★★

要約・内容紹介

十二支の由来を物語で伝える

十二支——ねずみ・うし・とら・うさぎ・たつ・へび・うま・ひつじ・さる・とり・いぬ・いのしし。この12種類の動物が干支として決まった理由を、本書は一つの物語として伝えます。神様が「元旦の朝、一番早く来た動物から順番に年の動物として選ぶ」というルールを発表したところから、動物たちの競走が始まります。

知っているようで知らなかった「ネコがいない理由」や「ネズミが1番になれた理由」が、子どもでもすっと理解できる形で描かれています。大人が読んでも「そういう話だったんだ」と再発見できる内容です。

いもとようこの絵の力

この絵本の大きな魅力は、いもとようこさんの絵です。ふんわりとした温かい色使いと、動物たちの表情の豊かさが、文章だけでは伝わらない感情を補完しています。必死に走るネコとネズミの場面、神様のもとへ集まる動物たちの場面——どのページも子どもが「もう一回見たい」と言いたくなるような絵になっています。

読み聞かせをすると、子どもが絵を見ながら「これはなに?」「このこはだれ?」と質問を連発する場面も多く、会話が生まれやすい絵本でもあります。

繰り返し読めるストーリー構成

本書のストーリーは起承転結がしっかりしており、絵本としての完成度が高いです。競走の経緯、ネコが間違った日に来てしまった理由、最終的な順番の決定——これらが無理なく繋がっており、子どもが「次はどうなるの?」とワクワクしながら聞いてくれます。繰り返し読むうちに自然と十二支の順番が頭に入るのも、保護者にとって嬉しいポイントです。

読んだ後に残ったこと

読む前の期待

3歳の息子が干支の話に興味を持ち始めたので購入しました。「ねずみどうして1番なの?」という質問にうまく答えられなかったのがきっかけです。絵本として楽しんでくれれば十分、という軽い気持ちで読み聞かせを始めました。

読んで残ったもの

読み終わると息子が「ネコかわいそう」と言い、しばらくネコの話をしていました。単に十二支を覚えるだけでなく、「ルールを知らないで損をする」「正直に行動することの大切さ」といった価値観の芽が育つきっかけになった気がして、絵本の力を改めて実感しました。

読後の変化

お正月前に毎年読み聞かせる絵本として定番にしようと決めました。親戚が集まる場面で「これが今年の干支だよ」と話せるくらい、息子が覚えてくれています。十二支を通じた日本文化への入口として、この絵本は最高の一冊だと思っています。

正直、ここが物足りなかった

十二支の由来としての物語はとても良いのですが、12種類の動物全員のキャラクターが十分に描かれているわけではありません。ネズミやネコ・ウシのような主要キャラは活き活きと描かれる一方、後半の動物たちはやや背景に埋もれてしまう印象がありました。

また、読み終えた後に「十二支を全部言えるようになる」までには少し繰り返しが必要で、1〜2回読んだだけでは順番を覚えるのが難しいかもしれません。覚えやすくする工夫(繰り返しフレーズや語呂など)があると、さらに実用的な絵本になったと思います。

読者の評判・口コミ

楽天レビューでは「子どもが何度も読み返している」「お正月の読み聞かせの定番になった」という声が多く、リピート率の高さが伺えます。いもとようこさんの絵への評価は特に高く、「この絵を見せたくて購入した」というコメントも。批判的な意見はほぼなく、稀に「価格の割にページが少ない」という指摘が見られる程度です。

良い点

  • ネコがいない理由・ネズミが1番の理由など**子どもが知りたい「なぜ」**に答える
  • いもとようこの絵が温かく美しく、何度見ても飽きない
  • 読み聞かせやすいリズムで、ページをめくるたびに会話が生まれる

注意点

  • 伝承ベースの物語なので、内容の事実確認を求める子どもには「昔話」と補足が必要
  • 12動物全員が均等に描かれているわけではない
  • 年齢的には3歳以上が読み応えを感じやすい

似た本と比べると

同じく十二支を扱う絵本として『えとのうた』などがありますが、いもとようこ版は「なぜ」という問いへの答えを物語として展開する構造が明確で、理解しやすさと面白さのバランスが優れています。他の干支絵本と比べても、ネコとネズミの関係というドラマ性がある分、子どもの記憶に残りやすいです。

この本の前後に読む本

前に読む本: 『どうぶつのおやこ』(いもとようこ)——同じ著者の絵本で、いもとようこの絵と世界観に慣れてから読むとより楽しめます。

後に読む本: 『十二支のどうぶつおはなし集』——十二支の由来を知った後、各干支にまつわる物語をより深く楽しむための次の一冊です。

読了データ

項目 内容
ページ数 約32ページ
読了時間の目安 10〜15分(読み聞かせ)
図解・イラスト あり(全ページカラーイラスト)
難易度 ★☆☆☆☆(3歳以上なら十分楽しめる)

まとめ

『十二支のはじまり』は、日本の伝承を子どもにやさしく伝えてくれる絵本の名作です。十二支の由来を楽しみながら学べる一冊として、お正月前後に子どもと一緒にぜひ読んでほしいです。

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この記事を書いた人

ゆう

フリーライター

フリーライター。WEBビジネス歴10年以上。3歳の息子を持つパパでもあり、育児と仕事の合間に年間200冊以上を読破。「この本で世界の見方が変わった」という体験を読者と共有したいと思いこのサイトを始めました。