【要約&レビュー】『珈琲店タレーランの事件簿 また会えたなら、あなたの淹れた珈琲を』京都の小路で出会う女性バリスタ——岡崎琢磨のコージーミステリー
珈琲店タレーランの事件簿また会えたなら、あなたの淹れた珈琲を
著者: 岡崎琢磨
ジャンル: 小説
3行で分かるこの本のポイント
- 京都の小路にひっそり佇む珈琲店「タレーラン」を舞台にした日常の謎
- 理想の珈琲と魅惑的な女性バリスタ・切間美星との運命の出会い
- 岡崎琢磨が描くシリーズ累計200万部超えの人気コージーミステリー第1作
この本はこんな人におすすめ
- コーヒー好きの方
- 日常の謎系のミステリーが好きな方
- 京都を舞台にした物語を読みたい方
- コージーミステリーの入門作を探している方
独自5段階評価
| 項目 | スコア |
|---|---|
| 読みやすさ | ★★★★★ |
| ストーリーの引き込み力 | ★★★☆☆ |
| コーヒー描写の魅力 | ★★★★★ |
| キャラクター造形 | ★★★★☆ |
| 続編への期待感 | ★★★★☆ |
要約・内容紹介
京都の小路の珈琲店
京都の小路の一角に、ひっそりと店を構える珈琲店「タレーラン」——。恋人と喧嘩した主人公のアオヤマは、偶然に導かれてこの店に入ります。
そこで彼は二つの運命の出会いを果たします。一つは長年追い求めた理想の珈琲の味。もう一つは魅惑的な女性バリスタ・切間美星——。
日常の謎を解く美星
切間美星は、珈琲だけでなく「謎解き」の才能も持っています。店に訪れる客の日常の謎、ちょっとした事件——。美星は珈琲を淹れながら、次々と謎を解いていきます。
殺人事件のような大きなミステリーではなく、「コージーミステリー」と呼ばれる軽やかな日常系の謎解きが本書の魅力。コーヒーの味とともに、ほっこりとした読後感が味わえます。
シリーズ累計200万部超えのベストセラー
本作は2012年の宝島社「このミステリーがすごい!」大賞の隠し玉として刊行されたシリーズ第1作。その後、シリーズ累計200万部超えの大ヒットとなりました。
京都の情緒ある街並み、美星の魅力的なキャラクター、コーヒーの豆知識が詰まった構成——。全国のカフェファン、京都ファン、ミステリーファンの心を掴んだ人気シリーズの原点です。
読んだ後に残ったこと
僕はこの本を読んで、近所のカフェで読書時間を楽しむ習慣が増えました。珈琲の香りと、静かな時間、そして謎解き。フリーランスの生活にゆとりを与える、小さな儀式を取り戻せた気がします。
また、コーヒー豆の産地や淹れ方に興味が湧き、自宅でもこだわりのドリップを試してみるように。日常が少し豊かになる、読書体験でした。
読者の評判・口コミ
楽天レビュー839件超え、評価3.3。「京都の雰囲気が好き」「コーヒーの豆知識が楽しい」「軽く読めるシリーズ」という声があります。
「ミステリーとしては軽め」「キャラがテンプレ的」という意見もあり、コージーミステリー初心者には特に楽しめる一冊です。
良い点
- 京都の情緒ある舞台設定
- コーヒーの豆知識の豊富さ
- 軽快な日常の謎解き
注意点
- 本格ミステリーには物足りない
- キャラがテンプレっぽいという声も
- 展開が予想できる部分もある
この本の前後に読む本
前に読む本: 『鴨川ホルモー』。万城目学の京都青春小説。先に読むと京都の雰囲気に馴染めます。
後に読む本: 『ビブリア古書堂の事件手帖』。三上延の古書店ミステリー。本書と同じ日常系ミステリーとして相性抜群。
読了データ
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| ページ数 | 約312ページ |
| 読了時間の目安 | 3〜4時間 |
| 図解・イラスト | なし |
| 難易度 | ★☆☆☆☆(読みやすいコージー) |
まとめ
『珈琲店タレーランの事件簿 また会えたなら、あなたの淹れた珈琲を』は、京都の珈琲店を舞台に、美人バリスタ・切間美星が日常の謎を解く岡崎琢磨のコージーミステリー第1作です。コーヒー好きにはたまらない、心温まる一冊です。
この記事を書いた人
ゆう
フリーライター
フリーライター。WEBビジネス歴10年以上。3歳の息子を持つパパでもあり、育児と仕事の合間に年間200冊以上を読破。「この本で世界の見方が変わった」という体験を読者と共有したいと思いこのサイトを始めました。