【要約&レビュー】『一次元の挿し木』古人骨のDNA鑑定が暴く衝撃のミステリー
一次元の挿し木
著者: 松下 龍之介
ジャンル: 小説
試し読みもできます
Amazonで『一次元の挿し木』をチェックする3行で分かるこの本のポイント
- 『このミステリーがすごい!』大賞・文庫グランプリ受賞作の注目ミステリー
- 古人骨のDNA鑑定が引き金となり歴史と現代が交錯する科学ミステリー
- 「謎の牽引力」と選考委員が絶賛したストーリーの推進力が圧倒的
この本はこんな人におすすめ
- 科学や歴史をテーマにしたミステリーが好きな方
- 「このミス」大賞受賞作を読みたい方
- 新しい作家を発掘したい方
- テンポの良いミステリーを探している方
独自5段階評価
| 項目 | スコア |
|---|---|
| 読みやすさ | ★★★★☆ |
| ストーリーの引き込み力 | ★★★★☆ |
| 再読したい度 | ★★★☆☆ |
| 初心者おすすめ度 | ★★★☆☆ |
| 意外性 | ★★★★☆ |
要約・内容紹介
あらすじ
発掘された古人骨のDNA鑑定。そこから浮かび上がる驚くべき真相。科学的な分析が歴史の常識を覆し、現代に生きる人々の運命をも揺さぶります。
選考委員の大森望氏が「謎の牽引力、ストーリーの面白さは、今回これがダントツ」と評した通り、ページをめくる手が止まらない展開が待っています。
科学と歴史の交差
本書の面白さは、DNA鑑定という現代科学と歴史のミステリーを融合させた点にあります。骨から読み取れるDNA情報が、教科書には載っていない歴史の真実を明らかにしていく。その過程がスリリングで、知的好奇心を刺激されます。
「このミス」が認めた新人
『このミステリーがすごい!』大賞の文庫グランプリは、新人発掘の場として定評があります。本書はその受賞作にふさわしい、独自の着眼点とストーリーテリングの力を持った作品です。
読んだ後に残ったこと
DNA鑑定で歴史の謎が解けるという発想が面白かったです。科学技術の進歩が、過去の「真実」を書き換えてしまう。歴史は教科書で習った通りではないかもしれないという感覚は、知的好奇心をくすぐられました。
ただ正直なところ、作品としてはまだ荒削りな部分もあります。新人作家のデビュー作として見れば十分な完成度ですが、伊坂幸太郎や東野圭吾のような安定感とはまだ差がある。それでも「このミス」が認めたポテンシャルは本物で、この作家の今後が楽しみです。
読者の評判・口コミ
楽天レビュー1,690件超え、評価3.59。「テンポが良くて一気読み」「着眼点が新しい」「このミス大賞にふさわしい」という声がある一方、「やや粗い」「期待しすぎた」という声も。新人作家のデビュー作としては注目に値する作品です。
賛否が分かれるのは新人作家のデビュー作によくあること。荒削りさも含めて楽しめる方におすすめです。
良い点
- DNA鑑定×歴史ミステリーという独自の着眼点
- ストーリーの推進力が高く一気読みできる
- 新しい作家との出会いになる
注意点
- 新人作家のデビュー作なので荒削りな部分がある
- 科学の説明がやや専門的に感じる箇所がある
- ベテラン作家の完成度を期待すると物足りないかもしれない
この本の前後に読む本
前に読む本: 特になし。「このミス」大賞受賞作の入門として読めます。
後に読む本: 『方舟』。同じく新人作家による話題のミステリーで、極限状況の人間ドラマが楽しめます。
読了データ
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| ページ数 | 約320ページ |
| 読了時間の目安 | 3〜4時間 |
| 図解・イラスト | なし |
| 難易度 | ★★★☆☆(科学用語は多少あるが読みやすい) |
まとめ
『一次元の挿し木』は、古人骨のDNA鑑定から始まる科学ミステリーです。「このミス」大賞が認めた牽引力のあるストーリーと独自の着眼点が光る、新人作家の可能性を感じさせる一冊です。
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Amazonで『一次元の挿し木』をチェックするこの記事を書いた人
ゆう
フリーライター
フリーライター。WEBビジネス歴10年以上。3歳の息子を持つパパでもあり、育児と仕事の合間に年間200冊以上を読破。「この本で世界の見方が変わった」という体験を読者と共有したいと思いこのサイトを始めました。