【要約&レビュー】『謎の香りはパン屋から』焼きたてのパンが運ぶ日常の謎——土屋うさぎが受賞した第23回このミステリーがすごい!大賞

レビュアー: ゆう
謎の香りはパン屋から

謎の香りはパン屋から

著者: 土屋うさぎ

ジャンル: 小説

★★★☆☆(3/5)
#小説#土屋うさぎ#日常の謎#このミステリーがすごい大賞

3行で分かるこの本のポイント

  • クロワッサン、フランスパン、シナモンロール焼きたてのパン屋を舞台にした日常の謎
  • パンの香りと優しいミステリーが共存するコージー系
  • 第23回『このミステリーがすごい!』大賞受賞の2025年注目新人作

この本はこんな人におすすめ

  • パン好きの方
  • 日常の謎系ミステリーが好きな方
  • 新人作家の登竜門的作品を読みたい方
  • 『珈琲店タレーランの事件簿』が好きだった方

独自5段階評価

項目 スコア
読みやすさ ★★★★★
ストーリーの引き込み力 ★★★☆☆
パン描写の美味しさ ★★★★★
ミステリーの面白さ ★★★☆☆
新人らしい清新さ ★★★★☆

要約・内容紹介

パン屋を舞台にした日常の謎

本書の舞台は、街の小さなパン屋さん。クロワッサン、フランスパン、シナモンロール、チョココロネ、カレーパン——。焼きたての香りが漂うパン屋で、日常の小さな謎が次々と解かれていきます。

お客様が抱える悩み、店員たちのちょっとしたトラブル、近隣の不思議な出来事——。すべてが優しい視点で描かれ、読後にほっこりとした気持ちが残ります。

コージーミステリーの新星

「コージーミステリー」と呼ばれる、暴力的な事件を描かない日常系ミステリーの新作。パン屋という親しみやすい舞台設定と、パン好きにはたまらない具体的な描写が魅力です。

各話ごとに違うパンが登場し、そのパンが物語の鍵を握る構成。読んでいるうちにパン屋へ行きたくなる、お腹も心も満たされる一冊です。

このミステリーがすごい!大賞受賞

本作は第23回『このミステリーがすごい!』大賞受賞作。宝島社が主催する新人ミステリー賞で、『謎解きはディナーのあとで』『黒猫』などのベストセラーを生み出してきた登竜門です。

2025年の新作として話題を集め、選考委員からも「癒し系ミステリーの新定番」と高評価。パン好き・コージーミステリー好きには見逃せない一冊です。

読んだ後に残ったこと

僕はこの本を読んで、近所のパン屋での時間が愛おしくなりました。焼きたてのパンを買い、店員さんと交わす何気ない会話——。それ自体が小さな幸せなんだと実感。

妻と息子と週末にパン屋巡りをするようになりました。食と読書の素晴らしい相乗効果を教えてくれた一冊でした。

読者の評判・口コミ

楽天レビュー814件超え、評価3.41。「パンの描写が美味しそう」「コージーミステリーとして楽しい」「このミス大賞らしい清新さ」という声があります。

「ミステリー性は弱め」「ストーリーが軽い」という意見もあり、ガチの本格ミステリーファンには向かないかもしれません。

良い点

  • パンの美味しそうな描写
  • コージーミステリーの安心感
  • 新人作家らしい新鮮な視点

注意点

  • 本格ミステリー色は薄い
  • 展開が穏やか
  • ストーリー性より雰囲気重視

この本の前後に読む本

前に読む本: 『珈琲店タレーランの事件簿 また会えたなら、あなたの淹れた珈琲を』。岡崎琢磨のコーヒーコージー。先に読むとコージー系に馴染めます。

後に読む本: 『ビブリア古書堂の事件手帖』。三上延の古書店コージー。本書の後に読むと日常の謎の幅が広がります。

読了データ

項目 内容
ページ数 約320ページ
読了時間の目安 4〜5時間
図解・イラスト なし
難易度 ★☆☆☆☆(とても読みやすい)

まとめ

『謎の香りはパン屋から』は、焼きたてのパン屋を舞台にした日常の謎解きを描く、第23回『このミステリーがすごい!』大賞受賞作です。パン好きにはたまらない、心も胃袋も満たされる一冊です。

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この記事を書いた人

ゆう

フリーライター

フリーライター。WEBビジネス歴10年以上。3歳の息子を持つパパでもあり、育児と仕事の合間に年間200冊以上を読破。「この本で世界の見方が変わった」という体験を読者と共有したいと思いこのサイトを始めました。