【要約&レビュー】『陽気なギャングが地球を回す』特殊能力を持つ4人組の痛快クライムコメディ
陽気なギャングが地球を回す
著者: 伊坂 幸太郎
ジャンル: 小説
試し読みもできます
Amazonで『陽気なギャングが地球を回す』をチェックする3行で分かるこの本のポイント
- 嘘を見抜く、演説がうまい、天才的なスリ、正確な体内時計――4つの特殊能力を持つ銀行強盗団の痛快な物語
- 銀行強盗の帰りに別の強盗に売上金を奪われるという珍事件から始まるクライムコメディ
- 伊坂幸太郎の最も軽快で楽しいシリーズ第1作
この本はこんな人におすすめ
- 軽快で楽しい小説を探している方
- 伊坂幸太郎の明るい作品を読みたい方
- クライムコメディが好きな方
- シリーズもので長く楽しみたい方
独自5段階評価
| 項目 | スコア |
|---|---|
| 読みやすさ | ★★★★★ |
| ストーリーの引き込み力 | ★★★★★ |
| 再読したい度 | ★★★★☆ |
| 初心者おすすめ度 | ★★★★★ |
| 爽快感 | ★★★★★ |
要約・内容紹介
あらすじ
成瀬、響野、久遠、雪子。4人はそれぞれ特殊な能力を持つ、ちょっと変わった銀行強盗団です。人の嘘を見抜く成瀬、天才的な演説で人を動かす響野、スリの名人・久遠、体内時計が正確な雪子。
銀行強盗を鮮やかに成功させた帰り道、なんと別の強盗グループに売上金を奪われてしまいます。「強盗から盗まれた」という前代未聞の事態。4人は奪われた金を取り戻すために動き出します。
痛快なキャラクター
4人のキャラクターがとにかく魅力的。特に響野の長い演説は、読んでいて思わず笑ってしまいます。犯罪者なのに憎めない、むしろ応援したくなる。それが伊坂幸太郎のキャラクター造形の妙です。
軽快な文体
伊坂幸太郎の作品の中でも、最も軽快で読みやすい作品。深いテーマよりも「楽しさ」を優先した、エンターテインメントに振り切った一冊です。
読んだ後に残ったこと
純粋に「楽しかった」と思える小説でした。
重厚な文学やシリアスなミステリーを読んだ後に、この本を手に取ると良いリセットになります。4人のキャラクターが会話しているだけで面白い。特に響野の名言(迷言?)には何度も笑わされました。
息子を寝かしつけた後の深夜に読むのにぴったりの本です。疲れた頭でも軽快に読めて、読んだ後は気分が良くなる。小説にこういう「軽い楽しさ」があってもいいんだなと、改めて思わせてくれました。
読者の評判・口コミ
楽天レビュー2,000件超え、評価3.86。「軽快で楽しい」「キャラクターが魅力的」「映画化もされた人気作」という声が多数。
「軽すぎる」「伊坂幸太郎にしては深みがない」という声もありますが、この軽さこそが本書の魅力です。
良い点
- 4人のキャラクターが魅力的で会話だけで楽しい
- テンポが良く一気読みできる
- 読後に気分が明るくなる
注意点
- 深いテーマ性を求める方には物足りない
- リアリティよりもエンタメに振り切っている
- シリーズものなので続きも読みたくなる
この本の前後に読む本
前に読む本: 特になし。伊坂幸太郎の入門としても楽しめます。
後に読む本: 伊坂幸太郎『陽気なギャングの日常と襲撃』。シリーズ第2作で、4人のさらなる活躍が楽しめます。
読了データ
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| ページ数 | 約340ページ |
| 読了時間の目安 | 3〜4時間 |
| 図解・イラスト | なし |
| 難易度 | ★☆☆☆☆(非常に読みやすい) |
まとめ
『陽気なギャングが地球を回す』は、特殊能力を持つ4人組の痛快クライムコメディです。深いテーマよりも「楽しさ」全振り。読後に笑顔になれる、伊坂幸太郎の最も陽気な作品です。
試し読みもできます
Amazonで『陽気なギャングが地球を回す』をチェックするこの記事を書いた人
ゆう
フリーライター
フリーライター。WEBビジネス歴10年以上。3歳の息子を持つパパでもあり、育児と仕事の合間に年間200冊以上を読破。「この本で世界の見方が変わった」という体験を読者と共有したいと思いこのサイトを始めました。