【要約&レビュー】『夜は短し歩けよ乙女』京都を舞台にした幻想的な恋愛ファンタジー
夜は短し歩けよ乙女
著者: 森見 登美彦
ジャンル: 小説
試し読みもできます
Amazonで『夜は短し歩けよ乙女』をチェックする3行で分かるこの本のポイント
- 京都の夜を舞台に黒髪の乙女を追いかける「先輩」の一夜の冒険を描く恋愛ファンタジー
- 森見登美彦の独特のユーモアと幻想的な文体が光る山本周五郎賞受賞作
- アニメ映画化もされた、京都好き・本好きにはたまらない一冊
この本はこんな人におすすめ
- 京都の雰囲気が好きな方
- ユーモアのある小説を探している方
- 独特な文体の作品にチャレンジしたい方
- アニメ映画版を観て原作が気になっている方
独自5段階評価
| 項目 | スコア |
|---|---|
| 読みやすさ | ★★★☆☆ |
| ストーリーの引き込み力 | ★★★★☆ |
| 再読したい度 | ★★★★★ |
| 初心者おすすめ度 | ★★★☆☆ |
| 独自性 | ★★★★★ |
要約・内容紹介
あらすじ
京都の大学に通う「先輩」は、後輩の「黒髪の乙女」に恋をしています。彼女の姿を「偶然を装って」追いかける「ナカメ作戦」を展開する先輩と、そんなことには全く気づかず、京都の夜を自由に駆け回る乙女。
先斗町の夜、古本市、学園祭、そして風邪の神様。現実と幻想が入り混じる京都の街を舞台に、二人の距離は少しずつ縮まっていきます。
森見ワールド全開の文体
本書の最大の魅力は、森見登美彦にしか書けない独特の文体。古風で大仰な語り口、突拍子もない展開、それでいてどこか温かいユーモア。好き嫌いは分かれますが、ハマると抜け出せない中毒性があります。
京都への偏愛
本書には京都の実在する場所が多数登場します。先斗町、木屋町、下鴨神社、糺の森。京都を知っている人なら「あそこだ!」と楽しめるし、知らない人は「京都に行きたい!」と思うはずです。
読んだ後に残ったこと
大学時代に京都に住んでいた友人に「絶対読んで」と勧められて手に取りました。最初の数ページは独特の文体に戸惑いましたが、先斗町の夜の場面あたりから一気にハマりました。
読了後、妻に「京都行きたい」と言ったら「また?」と返されました(笑)。でも本当に、この本を読むと京都の夜を歩きたくなるんです。息子がもう少し大きくなったら、本に出てくる場所を巡る「聖地巡礼」をしたいと密かに計画しています。
読者の評判・口コミ
楽天レビュー3,100件超え、評価4.04。「森見登美彦の最高傑作」「京都に行きたくなった」「文体が癖になる」という声が多数。アニメ映画化で新たなファンも増えています。
「文体が合わない」「何が起きているか分からない」という声も。独特な作風なので、合わない人には徹底的に合わない。まずは数十ページ読んでみて判断するのがおすすめです。
良い点
- 他に類を見ない独自の文体とユーモア
- 京都の魅力が詰まった美しい描写
- 読むたびに新しい発見がある密度の高さ
注意点
- 独特の文体が合わない人もいる
- 現実と幻想が混ざるので、リアリティを求める方には不向き
- 京都の地理が分かるとより楽しめる
この本の前後に読む本
前に読む本: 森見登美彦『四畳半神話大系』。同じ京都大学を舞台にした作品で、森見ワールドへの入門に最適です。
後に読む本: 森見登美彦『有頂天家族』。京都を舞台にしたファンタジーの系譜を楽しめます。
読了データ
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| ページ数 | 約340ページ |
| 読了時間の目安 | 4〜5時間 |
| 図解・イラスト | なし |
| 難易度 | ★★★☆☆(文体に慣れが必要) |
まとめ
『夜は短し歩けよ乙女』は、森見登美彦の魅力が全開の、唯一無二の恋愛ファンタジーです。京都の夜のように、美しくて少し不思議で、どこか温かい。この独特な読書体験は、他のどんな小説でも味わえません。
試し読みもできます
Amazonで『夜は短し歩けよ乙女』をチェックするこの記事を書いた人
ゆう
フリーライター
フリーライター。WEBビジネス歴10年以上。3歳の息子を持つパパでもあり、育児と仕事の合間に年間200冊以上を読破。「この本で世界の見方が変わった」という体験を読者と共有したいと思いこのサイトを始めました。