【要約&レビュー】『世界のエリート投資家は何を考えているのか』アンソニー・ロビンズ——全米No.1コーチが明かす資産形成の原則

レビュアー: ゆう

※本記事はAIを活用して作成しています。

世界のエリート投資家は何を考えているのか

世界のエリート投資家は何を考えているのか

著者: アンソニー・ロビンズ/鈴木 雅子/山崎 元

ジャンル: マネー・投資

★★★☆☆(3/5)
#投資#資産形成#アンソニー・ロビンズ#マネーリテラシー#インデックス投資#長期投資

3行で分かるこの本のポイント

  • 全米No.1カリスマコーチ、アンソニー・ロビンズが世界トップ50人の投資家を取材してまとめた大著の抄訳版
  • 「手数料を削れ」「インデックスに乗れ」というシンプルだが力強い投資の原則を伝える
  • 一般の人でも実践できる資産形成の黄金律を、豊富なエピソードで語る

この本はこんな人におすすめ

  • 投資を始めたいけれど何から手をつけるべきかわからない方
  • 世界最高レベルの投資家の思考法を知りたい方
  • 「プロに任せるより自分で運用すべき」かどうか迷っている方
  • 長期・分散投資の根拠を深く理解したい方

こんな人には合わないかも

  • 短期トレードや株式の銘柄選定のノウハウを求めている方
  • 本書の対象が米国市場を前提としているため日本の制度に即した情報を求める方
  • すでに投資の原則を理解しており、新しい学びを期待する経験豊富な投資家

独自5段階評価

評価項目 点数
内容の濃さ ★★★★☆(4)
読みやすさ ★★★☆☆(3)
実践のしやすさ ★★★☆☆(3)
初心者向き度 ★★★☆☆(3)
コスパ(満足度) ★★★☆☆(3)

要約・内容紹介

世界トップ投資家に取材した著者の出発点

著者のアンソニー・ロビンズさんは、世界で最も影響力のあるライフコーチの一人として知られています。本書はロビンズさんが「自分自身が本当の意味でのお金の知識を得たかった」という動機から、バフェット・レイ・ダリオ・ジャック・ボーグルをはじめとする世界の超一流投資家50人に直接インタビューして得た知見をまとめたものです。

本書(邦訳版)は全米ベストセラー「MONEY: MASTER THE GAME」のセクション1〜5の抄訳版にあたります。「投資を難しくしているのは金融業界の仕組みそのもの」という著者の核心的な問題提起から始まり、普通の人がどうすれば豊かになれるかを論じています。

手数料という「見えないコスト」を暴く

本書の最も実践的なメッセージの一つが「手数料の正体を知れ」です。アクティブ型の投資信託が毎年差し引く手数料が、長期間で見ると資産の大部分を奪うという事実を、具体的な数値で示しています。インデックスファンドの優位性を主張する章は、日本でNISAを活用している読者にも直接通じる内容です。

エリート投資家たちが口を揃えて「低コストのインデックスに長期投資せよ」と語るという事実は、複雑な投資戦略に憧れがちな初心者に冷や水をかける意味でも価値があります。

7ステップの資産形成プラン

本書ではロビンズさんが独自にまとめた「財務的自由への7ステップ」が紹介されています。自分のお金の現状を把握するところから始まり、目標を設定し、具体的な投資行動に落とし込むまでのプロセスが段階的に示されます。コーチング的なアプローチで読者を「知る」から「行動する」へと導く構成は、本書最大の特徴です。

実際に試してみた

読む前:何から始めればいいかわからなかった

本書を読む前は、iDeCoやNISAを一応始めてはいたものの「これで本当にいいのか」という不安が常にありました。複数の投資信託の使い分けや、株式と債券のバランスをどうすべきかについて、体系的な知識がなかったため自信が持てない状態でした。

読んで考えが変わった点

「プロのファンドマネージャーの大多数がインデックスに勝てない」という事実を、これだけ多くの世界トップ投資家の証言で裏付けられると圧倒的な説得力があります。以前は「何か特別な方法があるはず」と思っていましたが、その期待が「シンプルで正しいことを続ける」方向に完全に切り替わりました。

また「自分が支払っている手数料を把握していなかった」という反省もありました。保有している投資信託の信託報酬を改めて確認し、より低コストな商品への乗り換えを検討するきっかけになりました。

読んだ後に変えた行動

保有している全投資信託の手数料を比較し、信託報酬0.2%以上のものについて低コスト代替品への切り替えを実施しました。また、毎月の積立金額を見直し、将来の目標額から逆算した積立計画を作り直しました。行動ベースで変化が起きた珍しい本の一冊です。

正直、ここが物足りなかった

本書は全米版の抄訳版であることもあり、米国の税制・401kなどの制度の話が多く、日本の読者にはそのまま適用できない内容があります。山崎元さんが解説を担当しているため日本語読者へのフォローはある程度あるものの、全体的に「日本版」として整合させるには限界があります。

また、ロビンズさんのコーチング文体は非常にエネルギッシュで前向きな一方、やや過剰な感じもします。「テンションの高さが苦手」という方には読みにくいかもしれません。内容の良さは認めつつも、文体に慣れるまで少し時間がかかりました。

読者の評判・口コミ

楽天レビューでは評価3.69とやや低めです。「内容は良いが翻訳が難しい」「米国の話が多くて日本の実情と違う」という声が目立ちます。一方で「投資の原則を根本から理解できた」「山崎元さんの解説が助かった」という肯定的な声もあります。

原書に近い内容を読みたい方には高評価が多く、手軽に要点を学びたい方には「もう少し短くまとめてほしかった」という意見が見られます。

良い点

  • 世界トップ投資家の共通認識を一冊で俯瞰できる貴重な内容
  • インデックス投資の優位性を圧倒的な証拠と証言で示している
  • 山崎元さんの日本語解説が理解の橋渡しになっている

注意点

  • 米国の金融制度・税制を前提とした内容が多く、日本にそのまま適用できない
  • 翻訳書特有の読み心地のギャップがあり、サクサク読めない場面も
  • 抄訳版のため原書の情報量の一部しかカバーしていない

似た本と比べると

同じくインデックス投資を推奨する本として「敗者のゲーム」(チャールズ・エリス)と比べると、本書の方がストーリー性・エピソード性が高く読み物として楽しいです。「敗者のゲーム」が理論的・学術的なのに対し、本書はインタビューという体験的なアプローチで説得する形です。

日本の文脈で読む場合は「お金は寝かせて増やしなさい」(水瀬ケンイチ)の方が実践に即していますが、本書の世界規模の視点は代えがたい価値があります。

この本の前後に読む本

前に読む本: お金は寝かせて増やしなさい(水瀬ケンイチ) ── 日本のNISA・iDeCoを活用した具体的な実践方法を先に学ぶことで、本書の原則を日本の文脈に落とし込みやすくなります。

後に読む本: 世界のエリート投資家は何を見て動くのか(アンソニー・ロビンズ) ── 本書の続編にあたるセクション6以降を収録。本書で興味を持ったら続けて読むのがおすすめです。

読了データ

項目 内容
ページ数 約432ページ
読了時間の目安 6〜8時間
図解・イラスト 少なめ
難易度 ★3☆☆☆☆(翻訳書だがコーチング調で読める)

まとめ

『世界のエリート投資家は何を考えているのか』は、世界最高レベルの投資家たちの共通認識を一冊で学べる貴重な書籍です。「シンプルに・低コストで・長期に」という投資の原則を徹底して理解したい方に最適。行動変容に直結する本物の知識が詰まっています。

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この記事を書いた人

ゆう

フリーライター

フリーライター。WEBビジネス歴10年以上。3歳の息子を持つパパでもあり、育児と仕事の合間に年間200冊以上を読破。「この本で世界の見方が変わった」という体験を読者と共有したいと思いこのサイトを始めました。