【要約&レビュー】『こわされた夫婦』〜夫婦関係の崩壊を招くDV・支配・依存の実態〜
※本記事はAIを活用して作成しています。
こわされた夫婦
著者: 稲田豊史
ジャンル: 恋愛・結婚
試し読みもできます
Amazonで『こわされた夫婦』をチェックする3行で分かるこの本のポイント
- 『女子SPA!』好評連載を書籍化した夫婦崩壊のリアルな証言集第2弾
- 「気づいたら彼女の首を絞めていた」など、極限状態に追い込まれた夫婦の実態を取材
- 生きづらさや依存・DV・精神的暴力など、普通の夫婦にも起こりうる問題を炙り出す
この本はこんな人におすすめ
- 夫婦関係の歪みやDV問題の実態を深く知りたい方
- パートナーとの関係に違和感を抱えており、言語化できずにいる方
- ルポルタージュ・社会問題系のノンフィクションが好きな方
- 女子SPA!連載を読んでいた方
こんな人には合わないかも
- 夫婦関係を良くするための具体的なアドバイスを求めている方
- 重く暗い内容が苦手な方
- 「ハッピーエンド」を期待して読む方
独自5段階評価
| 評価項目 | 評価 |
|---|---|
| 内容の濃さ | ★★★☆☆ |
| 読みやすさ | ★★★★☆ |
| 実践のしやすさ | ★★☆☆☆ |
| 初心者向き度 | ★★★☆☆ |
| コスパ | ★★★☆☆ |
要約・内容紹介
本書は、女性向けWEBメディア『女子SPA!』で好評を博した連載の書籍化・第2弾です。著者の稲田豊史さんは、映画・サブカルチャー評論家として知られていますが、本書では夫婦や恋人関係において「壊れていった」人々の声を丁寧に拾い集めています。
収録されているのは、外から見ていたら「普通の夫婦」に見えていた関係が、内側では深刻な状態に陥っていたという事例ばかりです。暴力的な言動が止められない夫、「救ってやりたい」と思いながら相手を追い詰めてしまう人間関係、子どもができないことで関係が歪んでいくカップル——どれも「自分には関係ない」と思えない事例が並んでいます。
本書の価値は、こうしたケースを「異常な人たちの話」として切り離さず、誰にでも起こりうる問題として描いている点です。特定の「加害者」を批判するのではなく、人間関係が悪化していくメカニズムや、その中で誰もが感じる苦しさを等身大で伝えています。
読み終えると、自分のパートナーシップを点検したくなるような、静かな問いが残ります。
実際に試してみた
表紙と帯を見て「重そうだな」と思いながら開いたのですが、文章自体は読みやすく、1つの証言が短くまとまっているため想像より早く読み進められました。
最初の数エピソードはショッキングなものが多く、「自分とは違う世界の話」と思いながら読んでいました。でも中盤以降、「このカップルの感覚、なんとなく分かる気がする」と思う場面が出てきて、ハッとしました。パートナーへの不満が蓄積していく感覚、それをうまく言葉にできないまま関係が悪化していく構造——誰もが持つ小さな火種が、条件次第で大きくなるんだということが伝わってきます。
読後は、日常のちょっとした言動をもう少し丁寧に扱おうと思いました。感情的になりかけたとき、一呼吸おくクセが少しできた気がします。
正直、ここが物足りなかった
証言の紹介はリアルで読み応えがあるのですが、それに対する著者の解説や考察がやや薄い印象があります。「こんな事例がある」という事実の提示に終わっており、「では何を学べばいいか」「どう防ぐか」という視点が弱め。ルポとしての記録性は高いですが、自分の関係に活かせる実用性は低め、というのが正直なところです。
読者の評判・口コミ
楽天レビューでは6件の評価が集まっており、平均評価は3.4です。「リアルすぎて読むのが辛かった」「このシリーズが好きで買った」という声がある一方、「自分ごとにはしにくかった」という意見も。連載ファンからは評価が高く、社会問題としてDVや夫婦崩壊を知りたい方には刺さる内容です。
良い点
- 実際の証言をもとにしており、夫婦関係が壊れていくメカニズムを生々しく伝える
- 短いエピソードで構成されているため、読みやすくテンポよく読める
- 夫婦間の問題を「対岸の火事」ではなく、自分ごととして考えるきっかけになる
注意点
- 解決策や改善の方向性を示すコンテンツではなく、ルポとして読む必要がある
- 重いエピソードが続くため、精神的に疲れているときの読書には向かない
- 第1弾未読でも読めるが、シリーズ順に読む方が文脈をつかみやすい
似た本と比べると
同シリーズの前作との比較では、本書の方がよりDVや依存に焦点を絞った構成になっています。同じく夫婦問題を扱うノンフィクションの中では、鈴木大介氏の著作群が有名ですが、本書の方が「当事者の声」の割合が多く、証言集としての色が強いです。
この本の前後に読む本
読む前は、DVや夫婦関係の問題を概論として学べる入門書を読んでおくと、事例の理解がスムーズです。読んだ後は、夫婦カウンセリングの事例集やコミュニケーション改善を扱ったハウツー本を読むと、「ではどうするか」という部分が補えます。
読了データ表
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 読了時間の目安 | 3〜4時間 |
| 難易度 | 初〜中級(文章は読みやすいが内容は重め) |
| ページ数目安 | 220ページ前後 |
| 読み方のコツ | 一気に読もうとせず、章ごとに休みながら読むのがおすすめ |
まとめ
『こわされた夫婦』は、夫婦関係の崩壊という重いテーマをリアルな証言で描いたルポルタージュです。読んで「自分は大丈夫」と思えることもあれば、「ちょっと似てるかも」と気づく場面もあるかもしれません。楽天レビュー6件・評価3.4という評価は、好みが分かれる内容を正直に示しています。夫婦の問題を他人事にせず、自分のパートナーシップを見つめ直したいという方にとっては、価値ある一冊です。
試し読みもできます
Amazonで『こわされた夫婦』をチェックするこの記事を書いた人
ゆう
フリーライター
フリーライター。WEBビジネス歴10年以上。3歳の息子を持つパパでもあり、育児と仕事の合間に年間200冊以上を読破。「この本で世界の見方が変わった」という体験を読者と共有したいと思いこのサイトを始めました。