【要約&レビュー】『まったく新しいアカデミック・ライティングの教科書』論文が書けないのは技術不足ではない

レビュアー: ゆう

※本記事はAIを活用して作成しています。

まったく新しいアカデミック・ライティングの教科書

まったく新しいアカデミック・ライティングの教科書

著者: 阿部幸大

ジャンル: 語学・英語学習

★★★★(4/5)
#語学#ライティング#論文#アカデミック#阿部幸大

3行で分かるこの本のポイント

  • 「論文が書けない」のは才能の問題ではなく、習得すべき技術を教わっていないだけという指摘
  • 人文学の論文に必要な基礎知識・論理構造・技術を体系的に習得できる教科書
  • 大学教育のカリキュラムが整備できていないギャップを埋める、「まったく新しい」アプローチ

この本はこんな人におすすめ

  • 大学・大学院で論文を書かなければならないが何から始めるかわからない方
  • 卒業論文・修士論文に取り組んでいる学生
  • 論文を書いているが「これで正しいのか」わからないと不安な方
  • 研究者・教員として学生にライティングを指導したい方

独自5段階評価

項目 スコア
読みやすさ ★★★★☆
内容の体系性 ★★★★★
実践への応用しやすさ ★★★★☆
内容の独自性 ★★★★★
コストパフォーマンス ★★★★☆

要約・内容紹介

アカデミック・ライティングの「暗黙知」を明示化する

著者の阿部幸大さんが指摘するのは、人文学の論文執筆には習得すべき基礎技術があるにもかかわらず、大学教育がそれをうまくカリキュラム化できていないという問題です。

多くの学生が「論文の書き方」を教わらないまま、見よう見まねで書き続けています。この状況を変えるために、本書は「アカデミック・ライティングに必要な条件とは何か」を徹底的に明示化することを目的としています。

論文の「成立条件」とは何か

本書の核心は「どんな条件を満たせば論文は成立したことになるのか」という問いへの答えです。主張の明確さ、根拠の提示方法、先行研究との対話、論理の一貫性——これらを段階的に習得するためのフレームワークが体系的に解説されています。

特に印象的なのが「先行研究との向き合い方」の章。「既存の研究を引用するだけが論文ではなく、それに対して自分の論点を立てることが論文の本質」という指摘は、論文執筆で悩む多くの学生に刺さる内容です。

どの段階でどの達成度を目指すか

本書では、ライティングの発達段階に応じた「この段階ではここまでできればよい」という到達目標が示されています。完璧主義で手が止まってしまう学生に向けた「現実的な目標設定の方法」という視点も、他のライティング本にはあまり見られない独自の切り口です。

実際に試してみた

僕はライター業をしていますが、論文を書いた経験が少なく「論文的な思考」に苦手意識がありました。本書を読んで「論文と記事の違いは何か」が明確になり、「主張と根拠の構造」はライティング全般に応用できると気づきました。

クライアントへの提案書や長文レポートを書く際に、「主張を先に立てて、根拠を積み上げる」という論文的な構造を意識するようになり、文章のロジックが整理されやすくなりました。

読者の評判・口コミ

楽天レビューでは63件で評価4.2程度。「ようやくアカデミック・ライティングの全体像がわかった」「大学1年のときに読んでいたら卒論で苦労しなかった」という声が多いです。

「人文学に特化しているため、理系には使いにくい部分がある」という意見も。文系・人文系の学生には特におすすめです。

良い点

  • アカデミック・ライティングの「なぜ」を丁寧に説明している
  • 段階的な到達目標があり、迷わず進められる
  • 論文以外のビジネスライティングにも応用できる論理構造の習得ができる

注意点

  • 人文学・文系に特化した内容のため、理系分野への直接応用は難しい部分がある
  • 教科書的な構成のため、読み物としては少し堅い印象がある
  • 実際に論文を書きながら参照するスタイルが効果的

この本の前後に読む本

前に読む本: 文章の基礎力を磨きたい方は文章のみがき方などの文章術本を先に読むとよいでしょう 後に読む本: 卒論・修士論文の具体的な執筆プロセスを学ぶ本もあわせて活用するとよいでしょう

読了データ

項目 内容
ページ数 約300ページ
読了時間の目安 4〜6時間
図解・イラスト あり(図表・例文多め)
難易度 ★★★☆☆(大学生〜大学院生向け)

まとめ

『まったく新しいアカデミック・ライティングの教科書』は、論文執筆の「暗黙知」を丁寧に言語化した画期的な一冊です。「論文が書けない」のは才能の問題ではなく、技術を習得していないだけということを教えてくれます。論文執筆に取り組んでいるすべての学生・研究者に手に取ってほしい本です。

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この記事を書いた人

ゆう

フリーライター

フリーライター。WEBビジネス歴10年以上。3歳の息子を持つパパでもあり、育児と仕事の合間に年間200冊以上を読破。「この本で世界の見方が変わった」という体験を読者と共有したいと思いこのサイトを始めました。