【要約&レビュー】『歴史思考』深井龍之介——コテンラジオ著者が教える・世界史を俯瞰して思い込みから自分を解放する方法
世界史を俯瞰して、思い込みから自分を解放する 歴史思考
著者: 深井 龍之介
ジャンル: 歴史
3行で分かるこの本のポイント
- JAPAN PODCAST AWARDS大賞・Spotify賞1位「コテンラジオ」著者——「歴史を面白く学ぶ」から「歴史で思い込みを解放する」へ・歴史思考の実践書
- 「今の常識は普遍ではない」——世界史を俯瞰することで・現代の当たり前が実は歴史の偶然だと気づく
- 歴史を知れば自由になれる——「なぜ今こうなっているのか」を理解することで・未来の選択肢が広がる
この本はこんな人におすすめ
- コテンラジオのリスナー・深井龍之介のファン
- 歴史を単なる暗記ではなく「思考ツール」として使いたい方
- 現代の常識・価値観を疑って考えたいビジネスパーソン
- 世界史を教養として身につけたい方
独自5段階評価
| 項目 | スコア |
|---|---|
| 読みやすさ | ★★★★★ |
| 「思い込みから解放される」体験 | ★★★★☆ |
| 歴史思考の実践可能性 | ★★★★☆ |
| コテンラジオとの相乗効果 | ★★★★★ |
| 歴史入門書としての分かりやすさ | ★★★★☆ |
要約・内容紹介
「歴史思考」とは何か
本書が提唱する「歴史思考」とは「世界史を俯瞰することで・現代の思い込みから自分を解放する思考の習慣」です。「今当たり前と思っていること——会社組織・学校教育・民主主義・資本主義——これらは全て歴史上のある時点に誰かが作ったものだ——普遍でも自然でもない——歴史を知れば・今の常識が偶然の産物だと分かる」という視点が本書の核心です。
「思い込みから解放されることで・現状を当然と受け取るのをやめ・変えられるものと変えられないものを見分ける力が育つ——歴史思考はそのための道具だ」というメッセージが本書全体を貫きます。
コテンラジオが生み出した視点
著者の深井龍之介はPodcast「コテンラジオ」でJAPAN PODCAST AWARDS大賞を受賞しました。「音声メディアで歴史を面白く伝える技術を磨いた著者が・本の形で歴史の本質的な面白さを凝縮させた——コテンラジオを聴いたことがある方にとっては特別な読み物・知らない方にも著者の視点の魅力が伝わる」という評価があります。
「Podcastで培った『話すように書く』スタイルが・本書の読みやすさの根拠にもなっている——難しい世界史の内容が・会話体に近い平易な言葉で語られる」という文体の特徴が本書の強みです。
「今の常識」を問い直すための歴史事例
本書では「世界史のさまざまな事例から・現代の思い込みを解体する」という実践が展開されます。「なぜ今の会社はヒエラルキー構造なのか・なぜ学校教育は一斉授業形式なのか・なぜ近代国家は国民に税金を課すのか——これらの『当たり前』には全て歴史的な理由がある」という問いかけが、現代人の思考の枠を広げます。
実際に試してみた
フリーランスという働き方を選んだとき、「会社に属さない=普通ではない」という意識がありました。本書を読んで「会社という組織形態は近代になって生まれたものだ」という歴史的な事実を知り、自分の選択への見方が変わりました。
「今の常識は永遠ではない」という歴史思考は、フリーランスとして既存の枠を超えた働き方を模索する上での精神的な支えになっています。コテンラジオも聴き始めましたが、ポッドキャストと書籍が互いを補い合う設計が絶妙です。
読者の評判・口コミ
楽天レビュー165件前後、評価3.9前後と堅実な評価。「コテンラジオのファンには特に刺さる」「歴史の見方が変わった」という声が多いです。
「歴史の詳細を期待すると物足りない」という声も。本書は歴史事典ではなく「歴史の使い方」を学ぶ本として読むのが正解です。
良い点
- 「歴史で思い込みを解放する」という独自のアプローチが新鮮
- コテンラジオで鍛えた分かりやすい語り口が読みやすい
- 世界史の知識がなくても読めるアクセシブルな内容
注意点
- 歴史の深い詳細を学ぶ本ではない——「思考法」としての歴史活用が主眼
- コテンラジオを知らない方には著者の背景が分かりにくい部分も
- 「歴史思考」の実践には継続的な学習が必要
この本の前後に読む本
前に読む本: 特になし。世界史への入門として本書から始めても問題ありません。
後に読む本: 特になし。本書でコテンラジオに興味を持った方はぜひPodcastも聴いてみてください。
読了データ
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| ページ数 | 約260ページ |
| 読了時間の目安 | 3〜4時間 |
| 図解・イラスト | あり |
| 難易度 | ★★☆☆☆(読みやすい) |
まとめ
『歴史思考』は、コテンラジオ著者・深井龍之介が「世界史を俯瞰して思い込みから自分を解放する」思考法を伝える一冊です。「今の常識は偶然の産物だ」という歴史の視点が、現代人が当たり前と思い込んでいるものへの問いを生み出してくれます。
この記事を書いた人
ゆう
フリーライター
フリーライター。WEBビジネス歴10年以上。3歳の息子を持つパパでもあり、育児と仕事の合間に年間200冊以上を読破。「この本で世界の見方が変わった」という体験を読者と共有したいと思いこのサイトを始めました。