【要約&レビュー】『世界史(下)』ウィリアム・H・マクニール——人類文明の誕生から現代までを一望する

レビュアー: ゆう

※本記事はAIを活用して作成しています。

世界史(下)

世界史(下)

著者: ウィリアム・H.マクニール/増田義郎

ジャンル: 歴史

★★★★(4/5)
#歴史#世界史#ウィリアム・H・マクニール#文明論#グローバルヒストリー

3行で分かるこの本のポイント

  • 西洋中心史観を超えた文明論的世界史の古典——ウィリアム・H・マクニールが地球規模の視野で人類の歩みを描く歴史書の下巻
  • 上巻(古代〜中世)から続く下巻はヨーロッパ拡大から現代まで——大航海時代・産業革命・世界大戦・冷戦を「文明間の接触と競争」という視点で俯瞰する
  • 50年以上読み継がれる世界史の古典——「一冊で世界史の本質をつかみたい」なら本書から入るのが王道

この本はこんな人におすすめ

  • 一冊で世界史の大局観を身につけたい方
  • 教科書の世界史を超えた文明論・マクロヒストリーを学びたい方
  • 上巻を読んで下巻に進んだ方
  • グローバルヒストリー・文明論に関心がある方

独自5段階評価

項目 スコア
読みやすさ ★★★☆☆
文明論的世界史という視点の独自性 ★★★★★
ヨーロッパ拡大〜現代史の解説の深さ ★★★★☆
50年以上読み継がれる古典としての完成度 ★★★★★
現代の国際関係・地政学理解への有用性 ★★★★☆

要約・内容紹介

文明論的世界史の古典

著者のウィリアム・H・マクニールはシカゴ大学の歴史家で、本書は1963年に刊行されて以来50年以上読み継がれる世界史の古典です。本書(下巻)は大航海時代から現代まで、「文明間の接触と競争」という視点で人類の歩みを描きます。

「西洋中心の世界史は特定の視点に偏っている——マクニールは西洋・東洋・イスラムをはじめ複数の文明を並列に扱い、それらの接触・競争・融合という視点で歴史を読み解く——この視点が50年以上経った今でも有効であり、現代のグローバルヒストリーの先駆けとして評価されている——下巻はヨーロッパ拡大による世界の変容を中心に展開する」という本書の位置づけが、古典としての価値を示しています。

ヨーロッパ拡大と世界の変容

下巻の大きなテーマはヨーロッパ拡大による世界史の転換です。

「大航海時代以降のヨーロッパ拡大は、それ以前には無縁だった地域を世界史に組み込んだ——アフリカ・アメリカ大陸・アジアが欧米の植民地支配・経済的影響下に入った——産業革命はこの差を決定的なものにした——しかしマクニールはヨーロッパを一方的な主体として描かず、各文明がいかにヨーロッパの影響を受け・抵抗し・変容したかを描く——この視点が本書を単なるヨーロッパ近代史と区別する」という著者の複眼的な視点が、本書の価値の核心です。

現代への視点

下巻は現代の問題にも接続します。

「二つの世界大戦・冷戦・脱植民地化——20世紀の動乱をマクニールは文明の競合という大きな視点で整理する——現代の国際関係を理解するための歴史的文脈として、本書の見取り図は今なお有効だ——ハンティントンの『文明の衝突』の議論も本書の問いを引き継いでいる——現代の地政学・国際関係を考える上での古典として、50年後も読み継がれている」という本書の現代への有用性が、古典として学ぶ意義を示しています。

実際に試してみた

仕事でグローバルなビジネストレンドを追う機会が増えて、世界史の大局観が必要だと感じるようになりました。上巻から読み始めて下巻まで通した読書は久しぶりの本格的な歴史書体験でした。

大航海時代以降の世界の変容が「文明の接触と競争」という視点で整理されると、現代の国際関係がすっと腑に落ちる部分があります。難読ですが読み切った達成感は大きく、「世界史の大局観」が身についた感覚があります。

読者の評判・口コミ

楽天レビュー118件前後、評価4.17と高評価。「世界史の見方が変わった」「大局観が身についた」という声が多い一方、「翻訳が読みにくい」「内容が古くて現代に対応していない部分がある」という批評も。

世界史・文明論に関心がある方から強く支持されており、「一冊で世界史を俯瞰できる古典」として評価されています。

良い点

  • 西洋中心史観を脱した文明論的世界史という独自の視点
  • 50年以上読み継がれる古典としての完成度と信頼性
  • ヨーロッパ拡大〜現代までの世界史を大局的に把握できる構成

注意点

  • 翻訳書特有の読みにくさがある
  • 1963年刊行のため最新の研究成果は反映されていない
  • 上下巻合わせると相当のボリュームで読了には時間がかかる

この本の前後に読む本

前に読む本: 同書の上巻を先に読んでから下巻へ進むのが基本です。

後に読む本: 特なし。本書で文明論的世界史への関心が深まったら、ハンティントン『文明の衝突』やジャレド・ダイアモンド『銃・病原菌・鉄』も合わせて読むと視野が広がります。

読了データ

項目 内容
ページ数 約450ページ
読了時間の目安 8〜12時間
図解・イラスト 地図あり
難易度 ★★★★☆(やや難読)

まとめ

『世界史(下)』はウィリアム・H・マクニールが文明論的視点からヨーロッパ拡大〜現代を描く世界史の古典です。50年以上読み継がれる大局観——世界史を「文明の接触と競争」で理解したい方に薦める一冊です。

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この記事を書いた人

ゆう

フリーライター

フリーライター。WEBビジネス歴10年以上。3歳の息子を持つパパでもあり、育児と仕事の合間に年間200冊以上を読破。「この本で世界の見方が変わった」という体験を読者と共有したいと思いこのサイトを始めました。