【要約&レビュー】『本を読んだことがない32歳がはじめて本を読む』かまど×みくのしん——100万人が笑った読書革命
本を読んだことがない32歳がはじめて本を読む
著者: かまど/みくのしん
ジャンル: エッセイ
3行で分かるこの本のポイント
- SNSで100万人が読んだオモコロの大人気シリーズが書籍化——「読書嫌い」が名作を初めて読んで涙した記録
- 「本を読んだことがない人」の純粋な読書体験が笑えて泣ける——読書好きが忘れかけていた「初めて読む感動」が戻ってくる
- 名作3作+雨穴「本棚」特別寄稿——文学の面白さを完全新感覚で体験できる一冊
この本はこんな人におすすめ
- 本を読んだことがない・読書が苦手な方
- 読書好きだが「初心を思い出したい」方
- オモコロファン
- 笑えるエッセイ・対話形式のコンテンツが好きな方
独自5段階評価
| 項目 | スコア |
|---|---|
| 読みやすさ | ★★★★★ |
| 笑える度 | ★★★★★ |
| 感動できる度 | ★★★★☆ |
| 読書への興味を高める度 | ★★★★★ |
| 文学的な深さ | ★★☆☆☆ |
要約・内容紹介
「本を読んだことがない」大人が読書する実況
本書は、WEBメディア「オモコロ」で人気を博したシリーズの書籍版です。「本を読んだことがない32歳(みくのしん)」が名作を初めて読み、その感想をリアルタイムで語り、インタビュアー(かまど)がそれを引き出すという対話形式のコンテンツです。
「普通に読んでいたら気にも留めなかった部分」に、活字体験ゼロの人が過剰反応して心動かされる——その純粋すぎる反応が読者の爆笑と感動を誘います。
読書好きが忘れた「初読の衝撃」
本書の面白さは、読書体験が豊富な人ほど「そうだった、最初に読んだ時はこう感じた」という記憶が呼び起こされる点にあります。読書に慣れすぎると麻痺してしまう感動のセンサーが、みくのしんのリアクションを通じてリキャリブレーションされます。
本書に登場する名作(書籍版では3作)を読んだことがある人も、新しい角度から再発見できます。
雨穴「本棚」特別寄稿
書籍版には大ヒット小説『変な家』の雨穴氏による「本棚」という短編が特別寄稿されています。これだけで本書の価値が跳ね上がります。
読んだ後に残ったこと
読み終わって、本好きとしての自分を少し恥ずかしく感じました。「あの名作は名作だから読んでおくべき」という義務感で読んでいた部分があった気がして。
みくのしんが初めて文学を読んで素直に震える姿は、純粋に美しい体験でした。本を読むことは、技術でも知識でもなく、「初めて感動する」体験の連続であるべきなんだと改めて思った一冊です。
読者の評判・口コミ
楽天レビュー360件、評価4.41と高評価。「電車で読んで吹き出した」「本を読んだことがない友達に勧めた」「読書が苦手な人の入口になる本」という声が多数。
「内容が薄い」「元の記事を読めばいい」という意見もありますが、書籍化に際して加筆・特別寄稿があり、本として読む価値があります。
良い点
- 対話形式で非常に読みやすく、活字が苦手な人でも読める
- 笑いと感動のバランスが絶妙
- 読書への入口として最高の一冊
注意点
- 文学的な深みを期待して読む本ではない
- オモコロの元記事を知っている人には既視感がある
- 「本の紹介」より「体験の記録」として読むべき
この本の前後に読む本
前に読む本: 特になし。本を読み始めたい人の最初の一冊として最適です。
後に読む本: 本書に登場した名作(カフカ、太宰治など)を実際に読んでみるのがおすすめです。
読了データ
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| ページ数 | 約256ページ |
| 読了時間の目安 | 2〜3時間 |
| 図解・イラスト | なし(対話形式) |
| 難易度 | ★☆☆☆☆(非常に読みやすい) |
まとめ
『本を読んだことがない32歳がはじめて本を読む』は、読書体験ゼロの大人が名作を初めて読む様子を記録した爆笑×感動のドキュメントです。読書好きには初読の感動を思い出させ、読書嫌いには本への入口を開いてくれる、不思議な力を持った一冊です。
この記事を書いた人
ゆう
フリーライター
フリーライター。WEBビジネス歴10年以上。3歳の息子を持つパパでもあり、育児と仕事の合間に年間200冊以上を読破。「この本で世界の見方が変わった」という体験を読者と共有したいと思いこのサイトを始めました。