【要約&レビュー】『そして生活はつづく』星野源のはじめてのエッセイ集——ダメな自分と向き合う、笑えて沁みる生活の記録

レビュアー: ゆう
そして生活はつづく

そして生活はつづく

著者: 星野 源

ジャンル: エッセイ

★★★★(4/5)
#エッセイ#星野源#日常エッセイ#エンタメ

3行で分かるこの本のポイント

  • 星野源のはじめてのエッセイ集——俳優・音楽家としてブレイク前のリアルな日常
  • 携帯代の払い忘れ、荒れた部屋、人付き合いの苦手さ——ダメな自分を笑い飛ばす正直な筆致
  • どんな日常もつづいていく——読むと肩の力が抜ける、生きる気楽さをくれる一冊

この本はこんな人におすすめ

  • 星野源のファン
  • 日常系エッセイが好きな方
  • ちょっと自分がダメだなと感じている方
  • 軽くて笑えるエッセイを探している方

独自5段階評価

項目 スコア
読みやすさ ★★★★★
笑える度 ★★★★☆
共感度 ★★★★★
星野源らしさ ★★★★★
繰り返し読みたい度 ★★★★☆

要約・内容紹介

ダメな日常を正直に綴る

本書は、俳優・音楽家・文筆家として現在は大人気の星野源さんのはじめてのエッセイ集。携帯料金を払い忘れて止められる、部屋が荒れ放題でゴキブリと同居、人付き合いが苦手で失敗ばかり——。そんな「素晴らしくない日常」をありありと描き出します。

「どんなにダメでも、朝日は昇り、生活はつづく」——そのシンプルな事実が本書の根っこにある。読んでいると、自分のダメさを少し許せる気持ちになってくる不思議な一冊です。

星野源の独特の観察眼

本書の魅力は、著者独自の視点と文体。日常の些細な出来事を、笑えるけれど少し哲学的な角度から切り取る。笑わせておいて、最後にじわっと沁みてくる。

音楽家・俳優として活動しながら書いたエッセイだけに、芸術家としての感性がさりげなく文章に滲んでいます。「こんな感覚を持ったライターがいるんだ」という発見の連続です。

文庫版になった話題作

本書は2010年刊行(文庫版は2012年)。星野源さんがまだ今ほど有名でなかった時期に書かれており、当時の若者としての悩みや不安が正直に記されています。現在の星野源さんを知っている人が読むと、「この人がここから今の姿に」という感慨もあります。

実際に試してみた

フリーライターとして仕事の波が激しい僕には、本書の「ダメな日常」がそのまま刺さりました。締切を忘れる、確定申告を後回しにする、息子を怒ってから後悔する——。そういう「うまくいかない日」を笑い飛ばせる本が、手元にあることの心強さ。

本書を読んだ後、「今日もうまくいかなかったけど、明日もつづく」と少し気楽に思えるようになりました。星野源さんのエッセイは、完璧じゃなくていいという許可をくれる一冊です。

読者の評判・口コミ

楽天レビュー635件超え、評価4.13と高評価。「共感しかない」「笑えるのに泣ける」「星野源の人柄がそのまま出ている」という声が多いです。

「星野源ファン向けの内容」「エッセイとしては薄め」という意見もありますが、日常エッセイとして安定した支持を得ています。

良い点

  • 共感しやすい「ダメな日常」の描写
  • 笑えてじんわり沁みる文体
  • サクサク読めて心が軽くなる

注意点

  • 星野源ファン以外にはピンとこない部分も
  • エッセイとしてのボリュームは薄め
  • ブレイク前の作品なので現在との温度差も

この本の前後に読む本

前に読む本: 『もものかんづめ』。さくらももこの爆笑エッセイ。「ダメな自分を笑い飛ばす」系エッセイの元祖として先に読むと楽しめます。

後に読む本: 本書の続編的エッセイ『蘇る変態』。同じく星野源の赤裸々な日常エッセイとして続けて読むと楽しいです。

読了データ

項目 内容
ページ数 約224ページ
読了時間の目安 2〜3時間
図解・イラスト なし
難易度 ★☆☆☆☆(非常に読みやすい)

まとめ

『そして生活はつづく』は、星野源がはじめて書いたエッセイ集です。ダメな日常を正直に笑い飛ばす筆致と、「それでも生活はつづく」という温かい視点。自分のダメさに疲れた時に手に取りたい、心の緩衝材のような一冊です。

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この記事を書いた人

ゆう

フリーライター

フリーライター。WEBビジネス歴10年以上。3歳の息子を持つパパでもあり、育児と仕事の合間に年間200冊以上を読破。「この本で世界の見方が変わった」という体験を読者と共有したいと思いこのサイトを始めました。