【要約&レビュー】『さるのこしかけ』さくらももこ——小学生の間抜けな思い出からインド珍道中まで、爆笑エッセイの傑作

レビュアー: ゆう

※本記事はAIを活用して作成しています。

さるのこしかけ

さるのこしかけ

著者: さくら ももこ

ジャンル: エッセイ

★★★★(4/5)
#エッセイ#さくらももこ#笑える#珍道中#自伝

3行で分かるこの本のポイント

  • 小学生時代の間抜けな思い出からデビュー後のインド珍道中まで——日本中を笑いの渦に巻き込んださくらももこの爆笑エッセイ、待望の文庫化
  • 痔との格闘という予想外のテーマ——「普通の人が絶対に書かないことを笑いにする」さくらももこの天才的な自己暴露力
  • 映画監督・周防正行との対談を巻末に収録——漫画家・エッセイストとしての「さくらももこの全貌」が楽しめる

この本はこんな人におすすめ

  • さくらももこ・ちびまる子ちゃんのファン
  • 笑えるエッセイが読みたい方
  • 「自分の恥ずかしい話を笑いにできる人」に共感できる方
  • 通勤・通学の隙間時間に読める軽い本を探している方

こんな人には合わないかも

  • 深い内容や感動・気づきを求めて本を読む方
  • さくらももこのテイストや脱力感が苦手な方
  • エッセイに一貫したテーマや論考を求めている方

独自5段階評価

項目 スコア
内容の濃さ ★★☆☆☆
読みやすさ ★★★★★
実践のしやすさ ★☆☆☆☆
初心者向き度 ★★★★★
コスパ ★★★★☆

要約・内容紹介

「間抜けな自分」を笑いに変える天才

さくらももこのエッセイの最大の特徴は「自分の恥ずかしい経験・失敗・間抜けな行動を最大の笑いのネタにする」能力です。「ちびまる子ちゃん」の作者として知られますが、エッセイストとしての才能は漫画家と同等以上という評価もあります。本書では小学生時代の「自分でも信じられないほど間抜けな思い出」が次々と語られ、読者は笑いながら「自分にもこんな経験があった」と共感します。

インド珍道中という異文化体験

本書のハイライトの一つはデビュー後に訪れたインドでの珍道中です。「予想と全く違う現実」「文化の違いがもたらすトラブル」「それでも前に進む開き直り」——さくらももこが体験したインドの記録は笑えて、なぜか感動的です。「旅はうまくいかない時ほど面白い」という真理を体を張って証明しており、読者はその開き直りに爽快感を覚えます。

痔との格闘という奇跡のテーマ

本書で「普通のエッセイストには書けない」テーマが痔との格闘です。多くの人が経験しながら誰も語らない話題を、さくらももこは全力で笑いにします。「これを書いた人は本物の勇者だ」という読者の声が象徴するように、タブーに近いテーマを笑いに変える胆力が本書の独自性であり、さくらももこの天才性です。

実際に試してみた

読む前はタイトルの「さるのこしかけ」の意味が全くわからず、何の本か想像できませんでした。エッセイ集と知ってから読み始めたところ、最初の数ページで笑いが止まらなくなりました。

読んだ後に変わったことは、「自分の失敗を笑い飛ばせる強さ」への敬意が深まったことです。フリーライターとして「自分の体験を書く」仕事をしていますが、さくらももこほどの自己暴露力は持てないと実感しました。失敗したとき「これはネタになる」と思える人間の強さを、本書を通じて改めて感じます。3歳の息子が将来失敗したときも、笑い飛ばせる子に育ってほしいなと思いました。

正直、ここが物足りなかった

エッセイとして深い洞察や気づきを求めて読むと物足りない可能性が高いです。各エッセイは短くまとまっており、テーマの掘り下げは少ないため「読み終えた後に何かが残る」というよりも「その場で笑って終わる」という性格の本です。また笑いのテイストがさくらももこ独特のため、好みに合わないと全く楽しめない可能性もあります。

読者の評判・口コミ

良い声: 「読んで大声で笑った」「さくらももこの自己暴露力に脱帽」「ちびまる子ちゃんと同じ面白さ」という声が多数。インドの章を特に評価する声も多く見られます。

批判の声: 「エッセイとして深みは少ない」「笑えるが内容が薄い」という批評もあります。深みよりも純粋な笑いを求める読者に向いた本だという共通認識があるようです。

良い点

  • 圧倒的な笑いの密度
  • 自己暴露力の高さが読者を引き込む
  • 短いエッセイ集のため隙間時間に読みやすい

注意点

  • 深い内容・感動を求める方には向かない
  • さくらももこのテイストが好みに合わないと楽しめない
  • 笑えるが読後に特に何かが残るわけではない

似た本と比べると

同じさくらももこのエッセイ集として『もものかんづめ』は本書より初期の作品で笑いの密度が高いと言われます。阿川佐和子のエッセイ集と比べると、阿川作品のほうが上品で教養的ですが、本書のほうが脱力感と笑いに特化しています。益田ミリのエッセイ漫画と比べると、どちらも日常のあるあるを笑いにしますが本書はより自己暴露度が高いです。

この本の前後に読む本

前に読む本: 特になし。さくらももこのエッセイ入門として最適です。

後に読む本: 特になし。本書が好きな方はさくらももこの他のエッセイ集「もものかんづめ」「たいのおかしら」も読むことをおすすめします。

読了データ

項目 内容
ページ数 約220ページ
読了時間の目安 2〜3時間
図解・イラスト なし
難易度 ★☆☆☆☆(非常に読みやすい)

まとめ

『さるのこしかけ』は、小学生時代の間抜けな思い出からインド珍道中・痔との格闘まで、さくらももこが自己暴露力全開で笑いに変えたエッセイ集です。日本中を笑いの渦に巻き込んだ爆笑の傑作——通勤・通学・休憩時間のお供に最適な一冊です。

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この記事を書いた人

ゆう

フリーライター

フリーライター。WEBビジネス歴10年以上。3歳の息子を持つパパでもあり、育児と仕事の合間に年間200冊以上を読破。「この本で世界の見方が変わった」という体験を読者と共有したいと思いこのサイトを始めました。