【要約&レビュー】『オンリー・ミー』三谷幸喜——脚本家・演出家が綴る映画・演劇・人生への愛着エッセイ
オンリー・ミー
著者: 三谷幸喜
ジャンル: エッセイ
試し読みもできます
Amazonで『オンリー・ミー』をチェックする3行で分かるこの本のポイント
- 「古畑任三郎」「真田丸」の脚本家が語る映画・演劇への深い愛——三谷幸喜の個人的すぎる趣味嗜好と価値観が詰まったエッセイ集
- 笑いとほろ苦さが絶妙に混じり合う文体——「面白い人が書く文章はやっぱり面白い」という体験
- 映画・演劇・人間関係への独自視点——クリエイターとして50年近く生きてきた三谷幸喜の素顔
この本はこんな人におすすめ
- 三谷幸喜の作品(ドラマ・映画・舞台)が好きな方
- 映画・演劇・文化系の話が好きな方
- 面白いエッセイ・笑いのある文章を読みたい方
- クリエイターの仕事観・人生観に触れたい方
独自5段階評価
| 項目 | スコア |
|---|---|
| 読みやすさ | ★★★★★ |
| 三谷幸喜らしいユーモア | ★★★★★ |
| 映画・演劇への愛の深さ | ★★★★★ |
| ファン以外への訴求力 | ★★★☆☆ |
| 著者の素顔の見えやすさ | ★★★★★ |
要約・内容紹介
三谷幸喜のエッセイという特別感
三谷幸喜のエッセイを読む体験は、脚本・演出作品を観るそれとは異なる魅力があります。「作品を作る側の人間がプライベートで何を考え、何を面白がっているか」が素直に書かれているからです。
本書ではクラシック映画への偏愛、劇団仲間との思い出、日常生活の些細な出来事——どれも「いかにも三谷幸喜が書きそうなこと」ばかりですが、それが読む楽しさの源泉になっています。
笑いと哀愁のバランス
三谷幸喜の文章の最大の特徴は「笑わせながらしんみりさせる」バランス感覚です。コメディの巨匠らしく随所にユーモアが潜んでいますが、映画や演劇への言及になると急に切実な愛情が滲み出ます。
「好きなものについて語る時、人はいつも少し照れ臭そうになる——三谷さんの文章はその照れ臭さが愛おしい」という読者の感想が本書の雰囲気を的確に表しています。
クリエイターの仕事観
本書には三谷幸喜の仕事観も垣間見えます。「なぜ脚本を書くのか」「何がコメディを面白くするのか」——直接的には語られませんが、映画や演劇へのエピソードを読んでいると、著者がどんな思想でものを作っているかが自然と伝わってきます。
読んだ後に残ったこと
三谷幸喜の作品は昔からよく観ていましたが、本書を読んで「この人は本当に映画と演劇が好きなんだな」という当たり前のことを改めて実感しました。
特に古い映画への言及が多く、「こんなマイナーな映画まで観ているのか」という発見が随所にあります。好きなものに正直な人の文章はやっぱり面白い——本書を読んでそれを確認した気がします。
読者の評判・口コミ
楽天レビュー150件前後、評価4.05と好評価。「三谷ファンなら絶対楽しめる」「文章が面白くてすぐ読んでしまった」という声が多い一方、「三谷さんを知らないと半分も楽しめないかも」「映画の話が多すぎて置いていかれた」という意見も。
三谷幸喜ファンのための作品として、ファンの満足度は非常に高い一冊です。
良い点
- テンポよく読める短いエッセイが続くので隙間時間に最適
- 三谷幸喜の素顔・価値観が作品より直接的に伝わる
- 随所にユーモアがあり、読んでいて楽しい
注意点
- 三谷幸喜の作品・人物を知らないと楽しみが半減する
- 映画・演劇の話題が多く、関心がないと退屈かもしれない
- 深い示唆より「著者の世界観を楽しむ」本
この本の前後に読む本
前に読む本: 特になし。三谷幸喜のドラマ・映画を観たことがある方はより楽しめます。
後に読む本: 特になし。本書で三谷幸喜の世界観に興味が出たら、他のエッセイ集や脚本集にも挑戦してみてください。
読了データ
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| ページ数 | 約180ページ |
| 読了時間の目安 | 1〜2時間 |
| 図解・イラスト | なし |
| 難易度 | ★☆☆☆☆(非常に読みやすい) |
まとめ
『オンリー・ミー』は「古畑任三郎」「真田丸」の三谷幸喜が映画・演劇・人生への愛着を綴ったエッセイ集です。笑いとほろ苦さが絶妙に混じり合う文章は、三谷ファンにとっては「やっぱり面白い」と唸る一冊です。
試し読みもできます
Amazonで『オンリー・ミー』をチェックするこの記事を書いた人
ゆう
フリーライター
フリーライター。WEBビジネス歴10年以上。3歳の息子を持つパパでもあり、育児と仕事の合間に年間200冊以上を読破。「この本で世界の見方が変わった」という体験を読者と共有したいと思いこのサイトを始めました。