【要約&レビュー】日記の練習(くどうれいん)書くことで世界がおもしろくなる——作家の創作の原点

レビュアー: ゆう

※本記事はAIを活用して作成しています。

日記の練習

日記の練習

著者: くどうれいん

ジャンル: エッセイ

★★★★(4/5)
#エッセイ#日記#書く習慣#くどうれいん#創作

3行で分かるこの本のポイント

  • 「おもしろいから書くのではない、書いているからどんどんおもしろいことが増える」——くどうれいんの創作の原点は日記にあった
  • 書く習慣が世界の見方を変えていく実践の記録——小説・エッセイ・短歌・絵本と幅広い創作で注目される作家の日常が詰まった一冊
  • 「日記の練習」とは、生きることそのものを練習すること——上手く書こうとしなくていい、ただ書き続けることの力

この本はこんな人におすすめ

  • 日記を書く習慣を始めたい、または続けたいと思っている方
  • 書くことが好きで、日常の見方をもっと豊かにしたい方
  • くどうれいんの文章・考え方に興味がある方
  • 日常のささいな発見・観察眼を磨きたい方

こんな人には合わないかも

  • 日記の具体的な書き方やテクニックを求めている方(実用書ではありません)
  • くどうれいんの文体・感性が好みに合わない可能性がある方
  • 明確なハウツーや行動指針を求めている方

独自5段階評価

項目 スコア
内容の濃さ ★★★★☆
読みやすさ ★★★★★
実践のしやすさ ★★★☆☆
初心者向き度 ★★★★☆
コスパ(満足度) ★★★★☆

要約・内容紹介

「書くからおもしろくなる」という逆転

くどうれいんは岩手県盛岡出身の作家で、小説・エッセイ・短歌・絵本と多彩なジャンルで活動し注目を集めています。本書は彼女の「創作の原点」である日記についての一冊です。「日記を書く前は平凡な毎日だと思っていた——でも日記を書いていると、同じ毎日がどんどん豊かに見えてくる——書くことが世界への関心を育てる」という著者の体験が、本書のすべての言葉の背景にあります。おもしろいから書くのではなく、書いているからおもしろいことが増えていく。この「逆転」こそが本書の中心にあるメッセージです。

「練習」という言葉の意味

本書のタイトル「日記の練習」は、日記の書き方を練習するという意味ではありません。日記を書くことで、生きることそのものを練習しているという意味です。上手く書こうとしなくていい——見たこと・感じたこと・疑問に思ったことをそのまま書くだけでいい——というスタンスは、「うまく書かなければいけない」と思って何度も挫折してきた人に力を与えます。完璧な文章を目指すのではなく、ただ書き続けることに意味がある。このメッセージが本書全体を貫いています。

作家の日常が見える文体

本書にはくどうれいんの日常のスケッチが多く含まれています。今日食べたもの・見た景色・交わした言葉——そういった小さな記録が積み重なって、著者の世界の見方を形成していく過程が伝わります。日記は記録ではなく生きることの練習だというメッセージが、著者の繊細な文体を通じて読者に届いてきます。

読んだ後に残ったこと

読む前の期待: フリーライターとして毎日文章を書いていますが、「仕事の文章」ばかりで「自分のための文章」を書く習慣がなく、なんとなく後ろめたさがありました。日記を書く動機が欲しくて手に取りました。

残ったもの: 「おもしろいから書くのではない、書いているからおもしろいことが増える」——この言葉が読後もずっと頭の中にあります。日常の小さな発見を書き留めることが生活全体への解像度を上げるという考え方は、ライターとしても、一人の人間としても、ずっと持ち続けたい視点だと思いました。

読後の変化: 毎朝起きてすぐ、3行だけ日記を書く習慣を始めました。仕事に直結することを書かなくていいと思うと気が楽で、3ヶ月経った今も続いています。

正直、ここが物足りなかった

日記の具体的な書き方・テクニックを求めている読者には向かない本です。「どう書くか」より「なぜ書くか」に重心があり、実用書として読もうとすると物足りないと感じるでしょう。エッセイ・日記集として純粋に楽しむことが本書との正しい向き合い方だと思います。また、くどうれいんの文体や感性が好みに合うかどうかで評価が大きく変わる本でもあります。

読者の評判・口コミ

楽天レビュー142件前後で評価4.06です。「くどうれいんの文章が美しかった」「日記を始めたくなった」という声がある一方、「日記の書き方を具体的に学べる本ではない」「好みが分かれる文体」という批評もあります。くどうれいんファンと書くことが好きな人に支持されており、「日記を書きたくなる本」として評価されています。

良い点

  • くどうれいんの美しく繊細な文章が読み心地抜群
  • 「書くことで世界がおもしろくなる」という逆転の発想が知的に刺激的
  • 日記への心理的ハードルを下げる「練習でいい」というメッセージ

注意点

  • 日記の具体的な書き方・テクニックを求める読者には向かない
  • くどうれいんの文体・感性が好みかどうかで評価が分かれる
  • エッセイ・日記集として楽しむ本であり実用書ではない

似た本と比べると

保坂和志や川上未映子のエッセイと同じ「作家の日常と思考を覗く」ジャンルに属しますが、本書は「書くこと」そのものへのフォーカスが明確な分、書き手志望の読者には特に刺さります。「日記術」の実用書と比べると実践的な指示は少ないですが、書くことへのモチベーションを上げる力は上回っています。

この本の前後に読む本

前に読む本: 特になし。くどうれいんの著作を読んだことがない方もこれを最初の一冊として手に取れます。

後に読む本: くどうれいん『うたうおばけ』や、書くことへの関心が深まったなら各種「書く習慣」系の実用書も合わせて読むと実践につなげやすいです。

読了データ

項目 内容
ページ数 約220ページ
読了時間の目安 2〜3時間
図解・イラスト なし
難易度 ★☆☆☆☆(非常に読みやすい)

まとめ

『日記の練習』はくどうれいんが「書くことで世界がおもしろくなる」という創作の原点を語ったエッセイ集です。上手く書かなくていい、ただ書き続けることが生きることの練習だというメッセージは、書くことに関心があるすべての読者に届く一冊です。

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この記事を書いた人

ゆう

フリーライター

フリーライター。WEBビジネス歴10年以上。3歳の息子を持つパパでもあり、育児と仕事の合間に年間200冊以上を読破。「この本で世界の見方が変わった」という体験を読者と共有したいと思いこのサイトを始めました。