【要約&レビュー】『もものかんづめ』さくらももこ爆笑エッセイの金字塔——ちびまる子ちゃん作者が綴る大ベストセラー

レビュアー: ゆう

※本記事はAIを活用して作成しています。

もものかんづめ

もものかんづめ

著者: さくら ももこ

ジャンル: エッセイ

★★★★(4/5)
#エッセイ#さくらももこ#爆笑#ベストセラー

3行で分かるこの本のポイント

  • さくらももこの爆笑エッセイ3部作の第1弾・累計ミリオンセラー
  • 短大時代のバイト、2ヶ月で辞めたOL時代の恐怖の歓迎会など独特の体験を綴る
  • ちびまる子ちゃん作者の原点を語る大ベストセラー随筆集

この本はこんな人におすすめ

  • さくらももこ作品のファン
  • 爆笑系エッセイを読みたい方
  • 90年代エッセイの名作を押さえたい方
  • 気軽に楽しめる文庫本を探している方

こんな人には合わないかも

  • 1991年刊行の時代感が気になる方
  • 笑いより深い思索を求めるエッセイが好みの方
  • ちびまる子ちゃんを全く知らない方

独自5段階評価

項目 スコア
内容の濃さ ★★★★☆
読みやすさ ★★★★★
実践のしやすさ ★★☆☆☆
初心者向き度 ★★★★★
コスパ(満足度) ★★★★☆

要約・内容紹介

さくらももこのリアルなエピソード

本書は、ちびまる子ちゃん作者・さくらももこさんの爆笑エッセイ集です。短大時代に体験した存在意義不明な食品売り場でのアルバイト、たった2ヶ月間のOL時代に遭遇した恐怖の歓迎会——彼女自身が体験した、ちょっとズレた人々との遭遇や奇妙な出来事が、独特の視点と筆致で綴られています。「ちびまる子ちゃん」の世界観そのままの、味わい深いエッセイです。

さくらももこさんが体験した出来事そのものもユニークですが、それ以上に「どう受け止めて・どう語るか」という視点の独自性が本書の魅力の核心です。日常の何気ない場面を切り取る目線が、読者に「そういう見方があったか」という発見をもたらします。

ももこ節の絶妙な語り口

さくらももこさんのエッセイの魅力は、なんといっても独特の語り口にあります。自分を突き放した視点で観察するクールさと、周囲の変人を温かく描く優しさが同居していて、それが笑いを生み出しています。「ぐうたら生活」を肯定する姿勢、しょうもない日常を楽しむ感性——読むたびに「人生こんな感じでいいんだな」と肩の力が抜ける、そんな効能のあるエッセイです。

累計ミリオンセラーの名作

本書は1991年刊行。続編『さるのこしかけ』『たいのおかしら』と合わせて「エッセイ三部作」としてミリオンセラーを記録した大ベストセラーです。90年代エッセイの金字塔として時代を超えて愛され続けており、文庫版には土屋賢二さんとの対談も収録されています。ベストセラーには理由がある——そのことを改めて実感させてくれる一冊です。

読んだ後に残ったこと

読む前:中学生のときにエッセイの面白さを教えてくれた本だった

僕は中学生の頃、本書で初めて「エッセイの面白さ」を知りました。大人になってフリーライターになった今、改めて読み返す機会がありました。

読んで残ったもの

大人になって読み返してみても、相変わらず爆笑でした。さくらももこさんの「自分も変人である」という自覚が、周囲の変人を優しく描くことを可能にしているのだと改めて感じます。自分を笑い飛ばせる人間の強さというか、そういうものを本書から受け取った気がします。「読んで楽しい」それだけで十分なのに、どこかほっとする感覚も残る——軽さとぬくもりの両立が本書の真価だと思います。

読後の変化

フリーライターとして人物ルポを書く立場から、「自分の視点の個性」ということを意識するきっかけになりました。さくらももこさんのエッセイは、視点の面白さがそのまま文章の面白さに繋がっているお手本のような作品です。エッセイの書き方を学ぶ教科書としても優秀だと感じます。

正直、ここが物足りなかった

1991年刊行という年代もあり、時代の空気感を感じる部分があります。内容自体は普遍的ですが、当時の文化的背景を知らない若い読者には「ちょっとピンとこない」エピソードもあるかもしれません。また3部作の第1弾なので、続編も読まないと全体像が掴みにくいという側面もあります。ボリュームは薄めで読み応えという点では物足りなさを感じる方もいるかもしれませんが、それが本書のテンポの良さでもあります。

読者の評判・口コミ

楽天レビューは657件超えで評価4.16と高評価です。「何度読んでも笑える」「さくらももこの原点」「90年代の空気感が良い」という声が多く見られます。「時代を感じる部分もある」「ちびまる子ちゃん好きじゃないと刺さらない」という意見もありますが、エッセイの名作として愛され続けている一冊です。

良い点

  • さくらももこ独特の語り口が唯一無二
  • 爆笑エピソードが連続して読んでいて飽きない
  • 3部作の第1弾として完成度が高く入門として最適

注意点

  • 1991年刊行で時代背景が古い
  • ちびまる子ちゃんファン前提の部分も一部ある
  • 3部作なので続編も読みたくなりコストがかかる

似た本と比べると

同じ女性エッセイストの作品として群ようこや阿川佐和子のエッセイと比べられることがありますが、本書はそれらより「笑い」の密度が高い印象です。知的な読み物というより純粋に楽しませることに特化した一冊で、気軽に読める娯楽エッセイとしてのポジションが際立っています。

この本の前後に読む本

前に読む本: 『ちびまる子ちゃん』漫画版。先に読むとさくらももこワールドに馴染めます。

後に読む本: 『さるのこしかけ』『たいのおかしら』。エッセイ3部作の続編として必読。

読了データ

項目 内容
ページ数 約224ページ
読了時間の目安 2〜3時間
図解・イラスト なし
難易度 ★☆☆☆☆(非常に読みやすい)

まとめ

『もものかんづめ』は、さくらももこ流の爆笑エッセイが詰まった、ちびまる子ちゃん作者の大ベストセラー随筆集です。独特の語り口と変人たちとの遭遇——90年代エッセイの金字塔として、今も色あせない面白さがあります。

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この記事を書いた人

ゆう

フリーライター

フリーライター。WEBビジネス歴10年以上。3歳の息子を持つパパでもあり、育児と仕事の合間に年間200冊以上を読破。「この本で世界の見方が変わった」という体験を読者と共有したいと思いこのサイトを始めました。