【要約&レビュー】『窓ぎわのトットちゃん 新組版』黒柳徹子——戦後最大のベストセラー・累計800万部、トットちゃんの自由な魂

レビュアー: ゆう
窓ぎわのトットちゃん 新組版

窓ぎわのトットちゃん 新組版

著者: 黒柳 徹子

ジャンル: エッセイ

★★★★★(5/5)
#エッセイ#黒柳徹子#トットちゃん#教育#子供

3行で分かるこの本のポイント

  • 戦後最大のベストセラー・国内累計800万部——黒柳徹子の幼少期を描いた自伝的エッセイの名作が、字が大きく読みやすい「新組版」で甦る
  • 「問題児」だったトットちゃんと、その個性を丸ごと受け入れたトモエ学園——「本当の教育とは何か」を問い続ける普遍的な名作
  • 笑えて・泣ける・温かい——子供の頃に読んだ人も・初めて読む人も、世代を超えて心に残る傑作

この本はこんな人におすすめ

  • 子供の頃に読んで懐かしい方・再読したい方
  • 「個性を大切にする教育」に関心がある親御さん
  • 黒柳徹子に興味がある方
  • 「学校になじめなかった」経験がある方

独自5段階評価

項目 スコア
読みやすさ ★★★★★
物語の温かさ ★★★★★
トットちゃんの個性の愛おしさ ★★★★★
教育への深いメッセージ ★★★★★
読後の余韻 ★★★★★

要約・内容紹介

「問題児」トットちゃんの物語

本書の主人公・黒柳徹子(トットちゃん)は小学校1年生で「問題児」として退学させられます。好奇心旺盛で授業中に立ち歩き・音楽隊を窓から呼び込む——「普通の学校」になじめないトットちゃんを、母はトモエ学園へ連れて行きます。

本書はそのトモエ学園での日々を描いた自伝的エッセイです。

トモエ学園という奇跡の学校

トモエ学園は電車の車両を教室にした小さな学校で、小林宗作校長が運営していました。子供一人ひとりの個性を尊重し・自由に学べる環境——「問題児」と言われたトットちゃんがここで初めて「自分らしくいられる場所」を見つけます。

「あなたはほんとうはいい子なんだよ」という小林校長の言葉が、トットちゃんの人生を変えます。

戦争という影

本書の後半に差し掛かると、戦争の影がトモエ学園に忍び寄ります。楽しかった日々が終わる予感と、それでも子供たちが無邪気に遊ぶ対比が、戦争の悲しさを読者に伝えます。

新組版では字が大きく・絵も鮮やかになり、改めてこの物語の普遍性を感じさせます。

読んだ後に残ったこと

子供の頃に読んで「なんて楽しそうな学校だろう」と思っていましたが、大人になって読み返すと「なんて優れた教育者だろう」という視点になります。

3歳の息子を見ながら「この子の個性を、小林校長のように受け入れられるだろうか」という問いが浮かびました。「あなたはほんとうはいい子なんだよ」——この言葉の重さが、親になって初めて分かりました。

読者の評判・口コミ

楽天レビュー248件前後、評価4.5前後と非常に高評価。「子供の頃読んで今また泣いた」「教育者として読み直した」「トットちゃんが愛おしい」という声が多数。

「歴史的名作なので今更感がある」という声もありますが、何度読んでも色あせない普遍的な輝きがある一冊です。

良い点

  • 世代を超えて読み継がれる普遍的な名作
  • トットちゃんのキャラクターが愛おしく温かい
  • 「本当の教育とは何か」を問い直せる

注意点

  • 新組版と旧版で内容は同じため既読の方は重複する
  • 後半の戦争シーンは子供には重い部分がある
  • 感動を求めて読むと温度感が違うと感じる場合がある

この本の前後に読む本

前に読む本: 特になし。子供の頃に読んだ記憶がある方も、初めて読む方も、どのタイミングでも最適です。

後に読む本: 特になし。本書が好きな方は続編「続 窓ぎわのトットちゃん」も合わせて読むことをおすすめします。

読了データ

項目 内容
ページ数 約300ページ
読了時間の目安 3〜4時間
図解・イラスト あり(イラスト多数・新組版は字も大きく読みやすい)
難易度 ★☆☆☆☆(非常に読みやすい)

まとめ

『窓ぎわのトットちゃん 新組版』は、戦後最大のベストセラー・国内累計800万部の黒柳徹子の自伝的名作です。「問題児」トットちゃんとトモエ学園の自由な日々——「あなたはほんとうはいい子なんだよ」という言葉が、世代を超えて読者の心に届き続ける不朽の傑作です。

読書好きならKindle Unlimitedがおすすめ

月額980円で200万冊以上が読み放題。30日間の無料体験あり

Kindle Unlimitedを無料で試す

この記事を書いた人

ゆう

フリーライター

フリーライター。WEBビジネス歴10年以上。3歳の息子を持つパパでもあり、育児と仕事の合間に年間200冊以上を読破。「この本で世界の見方が変わった」という体験を読者と共有したいと思いこのサイトを始めました。