【要約&レビュー】『考えごとしたい旅 フィンランドとシナモンロール』益田ミリ——「食べて・歩いて・考える」ひとり旅エッセイ
考えごとしたい旅 フィンランドとシナモンロール
著者: 益田 ミリ
ジャンル: エッセイ
3行で分かるこの本のポイント
- 「食べて・歩いて・考える」フィンランドひとり旅の記録——温かいコーヒーとシナモンロールを頬張りながら・ぼんやりと街を歩きぼんやりと考える益田ミリの旅エッセイ
- 「考えごとしたい旅」という旅のスタイル——インスタ映えでも観光名所でもなく・ただ考えたいから旅に出るという益田ミリらしいひとり旅の哲学
- 旅が教えてくれる「日常との距離感」——非日常の中で浮かび上がる日常への問い・自分への問い——旅と考えごとが交差するエッセイ
この本はこんな人におすすめ
- 益田ミリのファン
- ひとり旅が好きな方・旅に「考えること」を求めている方
- フィンランドに関心がある方
- 「ぼんやりする旅」「何もしない旅」の価値を感じたい方
独自5段階評価
| 項目 | スコア |
|---|---|
| 読みやすさ | ★★★★★ |
| 益田ミリらしい視点の愛らしさ | ★★★★★ |
| フィンランドへの旅情 | ★★★★☆ |
| 「考えごとをする旅」という概念の共感度 | ★★★★☆ |
| 読後の旅への気持ちの高まり | ★★★★★ |
要約・内容紹介
「考えごとしたい」から旅に出る
本書のタイトル「考えごとしたい旅」は、益田ミリの旅哲学そのものです。「観光スポットを回ること・インスタ映えを求めること——そういう旅ではなく・ただぼんやりしながら考えごとがしたいから旅に出る」という感覚が本書を貫いています。
「旅先でのぼんやりした時間が、日常では気づかなかったことを見せてくれる——フィンランドのカフェでシナモンロールを食べながら、なぜか日本での自分のことを考えた」——この率直な告白が読者の共感を呼びます。
フィンランドとシナモンロールの旅
本書の舞台はフィンランドです。「北欧のシンプルで豊かな暮らし・白夜・静けさ——フィンランドは考えごとに向いた国かもしれない」という益田ミリの観察が、旅先の空気を生き生きと伝えます。
「シナモンロールを頬張りながら・通りを歩く人々をぼんやり見る——それだけの時間が・なぜか豊かな気持ちをもたらす」——この気づきが、旅の価値をシンプルに表現しています。
益田ミリならではの「日常との往来」
益田ミリのエッセイの特徴は「旅と日常の行き来」です。「フィンランドで考えたことが日本の日常に戻ったとき意味を持つ——旅は距離を作ることで日常を見直す装置だ」という視点が、本書を単なる旅行記以上のものにしています。
読んだ後に残ったこと
「考えごとしたい旅」というフレーズが妙に頭に残りました。仕事や育児に追われていると、「旅に出てぼんやりする時間」を確保することが難しい。でも本書を読むと「一人でカフェに座ってコーヒーを飲む30分でもいい」という代替案が見えてきました。
益田ミリの旅は特別なことは何もない——だからこそ誰でも共感できる旅エッセイです。
読者の評判・口コミ
楽天レビュー177件前後、評価3.9前後と堅実な評価。「益田ミリらしい旅記録が楽しめた」「フィンランドに行きたくなった」という声がある一方、「内容が薄め」という声も。
益田ミリのファンを中心に読まれており、「旅の前後に読むのにぴったり」という声が多いです。
良い点
- 益田ミリの視点らしい愛らしい観察
- 「考えごとしたい旅」という概念の新鮮さ
- フィンランドの空気感が柔らかく伝わってくる
注意点
- 益田ミリのファン向けの内容
- ガイドブック的な情報は全くない
- エッセイとして「深さ」を求めると物足りないかもしれない
この本の前後に読む本
前に読む本: 特になし。益田ミリの他のエッセイを先に読んでおくと楽しさが増します。
後に読む本: 特になし。本書でひとり旅エッセイに興味を持った方は他の旅エッセイにも進んでみてください。
読了データ
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| ページ数 | 約200ページ |
| 読了時間の目安 | 2〜3時間 |
| 図解・イラスト | あり |
| 難易度 | ★☆☆☆☆(非常に読みやすい) |
まとめ
『考えごとしたい旅 フィンランドとシナモンロール』は、益田ミリが「食べて・歩いて・考える」フィンランドひとり旅を綴ったエッセイです。「考えごとしたいから旅に出る」という旅哲学が、旅と日常の関係を問い直す温かな一冊です。
この記事を書いた人
ゆう
フリーライター
フリーライター。WEBビジネス歴10年以上。3歳の息子を持つパパでもあり、育児と仕事の合間に年間200冊以上を読破。「この本で世界の見方が変わった」という体験を読者と共有したいと思いこのサイトを始めました。