【要約&レビュー】『あの頃ぼくらはアホでした』東野圭吾——命がけの学級委員、学園紛争の高校、推理作家の抱腹絶倒青春記

レビュアー: ゆう
あの頃ぼくらはアホでした

あの頃ぼくらはアホでした

著者: 東野 圭吾

ジャンル: エッセイ

★★★☆☆(3/5)
#エッセイ#東野圭吾#青春#自伝#学生時代

3行で分かるこの本のポイント

  • 無法地帯同然の中学で学級委員、学園紛争元祖の高校での熱血青春——東野圭吾が赤裸々に綴る抱腹絶倒の疾風怒濤青春記
  • ミステリーで知られる作家の「全く違う顔」が見える——小説とは異なる東野圭吾の素の人柄と笑いのセンス
  • 昭和の学校文化・空気感がリアルに蘇る——「こんな時代があったのか」と驚く昭和青春エッセイ

この本はこんな人におすすめ

  • 東野圭吾の小説が好きな方
  • 著者の素顔・学生時代に興味がある方
  • 昭和の学校文化・青春時代に共感できる方
  • 軽く笑えるエッセイを探している方

独自5段階評価

項目 スコア
読みやすさ ★★★★★
笑えるエピソードの豊富さ ★★★★★
東野圭吾の素顔への迫り方 ★★★★☆
エッセイとしての完成度 ★★★☆☆
昭和青春の再現度 ★★★★☆

要約・内容紹介

無法地帯の中学で学級委員

本書の前半は東野圭吾の中学時代です。著者が語る中学校は「無法地帯同然」——クラスの統制が取れず、暴力や混乱が日常だった学校で、なぜか学級委員を引き受けてしまった著者の悪戦苦闘が描かれます。

「命がけの学級委員」という表現が笑えると同時に、当時の昭和の学校の荒削りな空気感がリアルに伝わってきます。

学園紛争の熱血高校時代

高校時代のエピソードは「学園紛争元祖」と呼ばれた学校での出来事です。政治的な雰囲気・先生と生徒の衝突・友人との連帯——昭和の高校生らしい熱量と、今から見れば「アホだったな」と笑える青春の記録です。

ミステリー作家として知られる東野圭吾の、意外なほどバカでバイタリティ溢れる青春の姿が新鮮です。

金子修介との対談

本書には映画監督・金子修介との対談が収録されています。「あの頃をどう振り返るか」という視点で語り合う二人の会話が、青春時代の笑いと恥ずかしさを引き出しています。

読んだ後に残ったこと

東野圭吾の小説しか知らなかった自分には、この「アホな青春時代」がとても意外でした。あのミステリーを書く人が、こんなに無茶苦茶な学生時代を過ごしていたのか——という発見が本書の面白さです。

評価3なのは、エッセイとしての深みより「ファンサービス的な楽しさ」が中心だから。東野圭吾ファンには絶対楽しめますが、それ以外の方には刺さりにくいかもしれません。

読者の評判・口コミ

楽天レビュー265件前後、評価3.85前後と堅実な評価。「東野圭吾の別の顔が見れて面白かった」「笑えるエピソードが多い」という声がある一方、「小説の方が好き」「内容は薄め」という批評も。

東野圭吾ファンには満足度が高く、「人間・東野圭吾」に興味がある方に向いています。

良い点

  • 東野圭吾の素の人柄と笑いのセンスが存分に出ている
  • 昭和の学校・青春文化をリアルに感じられる
  • 一気読みできる軽快なテンポ

注意点

  • 東野圭吾ファン以外には刺さりにくい
  • エッセイとしての深みや普遍性は薄め
  • 昭和文化を知らない若い世代には共感しにくい部分がある

この本の前後に読む本

前に読む本: 特になし。東野圭吾の小説を読んだ後に「著者を知りたい」という動機で読むのが最適です。

後に読む本: 特になし。本書を読んで東野圭吾のエッセイに興味が出たら、他のエッセイ集も探してみてください。

読了データ

項目 内容
ページ数 約220ページ
読了時間の目安 2〜3時間
図解・イラスト なし
難易度 ★☆☆☆☆(非常に読みやすい)

まとめ

『あの頃ぼくらはアホでした』は、東野圭吾が無法地帯の中学・学園紛争の高校での疾風怒濤の青春時代を赤裸々に綴った抱腹絶倒のエッセイです。ミステリーで知られる作家の「全く違う顔」——アホで熱かった昭和の青春が、笑いとともに蘇る一冊です。

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この記事を書いた人

ゆう

フリーライター

フリーライター。WEBビジネス歴10年以上。3歳の息子を持つパパでもあり、育児と仕事の合間に年間200冊以上を読破。「この本で世界の見方が変わった」という体験を読者と共有したいと思いこのサイトを始めました。