【要約&レビュー】『第2図書係補佐』ピース又吉の本読みエッセイ——尾崎放哉・太宰治・江戸川乱歩を通して綴る胸揺さぶるパーソナル・エッセイ集
第2図書係補佐
著者: 又吉直樹
ジャンル: エッセイ
試し読みもできます
Amazonで『第2図書係補佐』をチェックする3行で分かるこの本のポイント
- お笑い界きっての本読みピース又吉のパーソナル・エッセイ集
- 尾崎放哉・太宰治・江戸川乱歩——名作紹介を通して自身を綴る
- 巻末に芥川賞作家・中村文則との対談も収載した読書愛の一冊
この本はこんな人におすすめ
- 又吉直樹のファン
- 本好きな人のブックガイドを探している方
- お笑い芸人の知的な側面に興味がある方
- 読書エッセイが好きな方
独自5段階評価
| 項目 | スコア |
|---|---|
| 読みやすさ | ★★★★★ |
| エッセイの味わい | ★★★★☆ |
| ブックガイドとしての価値 | ★★★★★ |
| 又吉らしさ | ★★★★★ |
| 中村文則対談の充実度 | ★★★★☆ |
要約・内容紹介
又吉の本読みエッセイ
お笑いコンビ・ピースの又吉直樹さんは、芸人でありながら芥川賞作家としても知られる屈指の本読みです。本書は、又吉さんが好きな作家・作品を紹介しながら、自身の人生や感情を綴るパーソナル・エッセイ集。
尾崎放哉、太宰治、江戸川乱歩——又吉さんがジャンルを越えて紹介する名作たち。一冊ずつに添えられる又吉さん自身のエピソードが、本書の最大の魅力です。
又吉節の胸揺さぶる文章
又吉さんのエッセイは、お笑い芸人ならではのユーモアと、文学青年としての繊細さが同居しています。自虐、内省、時には笑える失敗談——。「本を愛する人」の気持ちが、読者の心に優しく染み込みます。
芥川賞受賞作『火花』を彷彿とさせる、又吉直樹独特の文体。本が好きな人には「こんな読書仲間がいたら楽しいだろうな」と思わせる一冊です。
中村文則との対談も収載
巻末には、芥川賞作家・中村文則さんとの対談を収載。同じ純文学の道を歩む二人の、本と書くことについての対話は必読です。
本作は2011年刊行、又吉さんが『火花』で芥川賞を受賞する2015年より前のエッセイ集。芥川賞作家になる前の、青年・又吉直樹の原点が詰まっています。
実際に試してみた
僕はフリーライターとして日々本を読んでいますが、又吉さんの本の選び方にはいつも刺激を受けます。本書で紹介された尾崎放哉や太宰治の作品を、改めて手に取ってみました。
特に尾崎放哉の自由律俳句は、短いのに深い世界を持っていて、忙しい日常の合間に読むのにぴったり。又吉さんのブックガイドとして、自分の読書の幅を広げる一冊になりました。
読者の評判・口コミ
楽天レビュー766件超え、評価4.25と高評価。「又吉直樹の本愛が伝わる」「ブックガイドとして優秀」「お笑い芸人の知的な側面が見える」という声が多いです。
「内容が軽い」「エッセイとしては薄い」という意見もありますが、読書好きには宝物のような一冊です。
良い点
- 又吉直樹のパーソナルな文章
- ブックガイドとしての価値
- 中村文則との対談の充実
注意点
- 紹介本が渋めで好みが分かれる
- お笑い要素は控えめ
- 長編エッセイではない
この本の前後に読む本
前に読む本: 『火花』。又吉直樹の芥川賞受賞作。先に読むと又吉の文学愛に馴染めます。
後に読む本: 『劇場』。又吉直樹の第2作。本書の後に読むと又吉文学の幅が広がります。
読了データ
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| ページ数 | 約320ページ |
| 読了時間の目安 | 3〜4時間 |
| 図解・イラスト | なし |
| 難易度 | ★★☆☆☆(読みやすい文体) |
まとめ
『第2図書係補佐』は、ピース又吉が名作紹介を通して自身を綴るパーソナル・エッセイ集です。本好きにはたまらないブックガイド。又吉ファン・読書好きの両方に必読の一冊です。
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Amazonで『第2図書係補佐』をチェックするこの記事を書いた人
ゆう
フリーライター
フリーライター。WEBビジネス歴10年以上。3歳の息子を持つパパでもあり、育児と仕事の合間に年間200冊以上を読破。「この本で世界の見方が変わった」という体験を読者と共有したいと思いこのサイトを始めました。