【要約&レビュー】『ロイヤルホストで夜まで語りたい』朝井リョウほか——16人の書き手が「ロイホ」への愛を語るアンソロジー

レビュアー: ゆう
ロイヤルホストで夜まで語りたい

ロイヤルホストで夜まで語りたい

著者: 朝井リョウほか/朝日新聞出版

ジャンル: 料理

★★★★(4/5)
#エッセイ#ロイヤルホスト#朝井リョウ#アンソロジー#ファミレス

3行で分かるこの本のポイント

  • 朝井リョウ・宇垣美里・ブレイディみかこ・能町みね子ら16人の書き手が「ロイヤルホスト」への愛を語る——ファミレスを舞台にした唯一無二の食エッセイ・アンソロジー
  • 誰もが持つ「ロイホの記憶」——それぞれの書き手の個性と人生が、ロイヤルホストという共通の場所を通して浮かび上がる
  • 「ファミレスで夜まで語る」という行為の豊かさ——食とコミュニケーションの関係を、16通りの視点から楽しめる一冊

この本はこんな人におすすめ

  • ロイヤルホストが好きな方
  • 朝井リョウ・宇垣美里・ブレイディみかこのファン
  • 食エッセイやアンソロジーが好きな方
  • 「ファミレスで友人と語り明かした」思い出がある方

独自5段階評価

項目 スコア
読みやすさ ★★★★★
書き手のバラエティ ★★★★★
ロイホ愛の深さ ★★★★☆
アンソロジーとしての一体感 ★★★★☆
読後の余韻 ★★★★☆

要約・内容紹介

16人のロイヤルホスト愛

本書の執筆者(50音順)は青木さやか・朝井リョウ・朝比奈秋・稲田俊輔・上坂あゆ美・宇垣美里・織守きょうや・温又柔・古賀及子・高橋ユキ・似鳥鶏・能町みね子・平野紗季子・ブレイディみかこ・宮島未奈・村田沙耶香の16名です。

小説家・エッセイスト・ライター・料理人——多彩な顔ぶれが「ロイヤルホスト」という一点で集まるのが本書の面白さです。同じ場所でも、これほど異なる視点・記憶・感情が生まれることに驚かされます。

「ファミレスで語る」という文化

本書のテーマはロイヤルホストという特定のチェーン店でありながら、その本質は「ファミレスで語り明かす」という日本独特の文化への愛です。深夜まで友人と座れる場所・コーヒーを何杯でも飲み直せる空間——書き手それぞれの「ロイホの記憶」が、そのまま人生の記憶になっています。

食と人間の関係

稲田俊輔(料理人・著者)の視点が特に印象的で、ロイヤルホストのメニューを食の専門家として分析しながら、その「安定した品質」への深いリスペクトが語られます。「チェーンレストランだから」という偏見を覆す内容です。

実際に試してみた

本書を読んでから、近所のロイヤルホストで一人ランチをしました。いつもは通り過ぎていた店でしたが、メニューを見ながら「誰かと語り明かしたい」という気持ちが湧いてきました。

「ファミレスで語る」という行為に改めて豊かさを感じた一冊です。3歳の息子が大きくなったら、ロイホでゆっくり話せる日が来るかな、なんて思いました。

読者の評判・口コミ

楽天レビュー251件前後、評価3.92と堅実な評価。「ロイホが好きになった」「書き手それぞれの個性が楽しかった」という声が多数。

「ロイヤルホストを知らないと楽しめない」という声もありますが、ファミレス文化への愛情が伝わる内容で、幅広い読者に刺さる一冊です。

良い点

  • 16人の個性的な書き手が楽しめる
  • アンソロジーのため好きな書き手から読み始められる
  • ロイホへの親しみが深まる

注意点

  • ロイヤルホストをほとんど知らない方には背景が分かりにくい
  • アンソロジーのため書き手によって文体・テンションが異なる
  • 「実用的な料理情報」は得られない

この本の前後に読む本

前に読む本: 特になし。ロイヤルホストが好き・ファミレスで語り明かした思い出がある方に最適です。

後に読む本: 特になし。本書で気になった書き手の単著に進むのがおすすめです。

読了データ

項目 内容
ページ数 約250ページ
読了時間の目安 3〜4時間
図解・イラスト なし
難易度 ★☆☆☆☆(非常に読みやすい)

まとめ

『ロイヤルホストで夜まで語りたい』は、朝井リョウ・宇垣美里・ブレイディみかこら16人の書き手がロイヤルホストへの愛を語るアンソロジーです。ファミレスで夜まで語り明かすという行為の豊かさ——読み終わると、誰かとロイホに行きたくなる一冊です。

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この記事を書いた人

ゆう

フリーライター

フリーライター。WEBビジネス歴10年以上。3歳の息子を持つパパでもあり、育児と仕事の合間に年間200冊以上を読破。「この本で世界の見方が変わった」という体験を読者と共有したいと思いこのサイトを始めました。