【要約&レビュー】『いとしいたべもの』森下典子——23品のおいしい記憶・ひと口食べた瞬間に目覚める心の片隅の物語
いとしいたべもの
著者: 森下 典子
ジャンル: 料理
試し読みもできます
Amazonで『いとしいたべもの』をチェックする3行で分かるこの本のポイント
- 「ひと口食べた瞬間・心の片隅に眠っていた記憶が目を覚ます」——23品のいとしい食べ物とともに呼び覚まされる・時間と感情の記録
- 『日日是好日』の著者・森下典子が食べ物に宿る記憶と感情を綴る——レシピではなく・食べることにまつわる人生のエッセイ
- ほのぼのイラスト付き——読むほどに温かくなる・食と記憶の豊かな世界
この本はこんな人におすすめ
- 食べ物にまつわる記憶や感情を大切にしている方
- 森下典子の『日日是好日』が好きなファン
- 料理エッセイ・食エッセイが好きな方
- のんびりと読める心温まる本を探している方
独自5段階評価
| 項目 | スコア |
|---|---|
| 読みやすさ | ★★★★★ |
| 食べ物の描写の豊かさ | ★★★★★ |
| 記憶と感情の表現の深さ | ★★★★☆ |
| イラストとテキストの相乗効果 | ★★★★☆ |
| 読後の温かさ | ★★★★★ |
要約・内容紹介
食べ物に宿る「おいしい記憶」
本書のテーマは「食べ物が呼び覚ます記憶」です。「ひと口食べた瞬間・時間を超えて記憶がよみがえる——母が作ってくれたあの料理・初めてのデートで食べたあのメニュー・病気のときに食べた何か——食べ物はただの栄養ではなく・人生の断片を封じ込めたタイムカプセルだ」という視点が本書の核心です。
「森下典子が選んだ23品のいとしい食べ物——それぞれに物語がある・それぞれに時間がある・それぞれに人がいる——食べ物を通じて語られる人生の断片が・読者自身の記憶を引き出す」という作用が本書の魅力です。
『日日是好日』の著者らしい丁寧な視点
著者・森下典子は『日日是好日』で茶道の師から学んだ「今ここにある」という感覚を描いた作家です。「その著者らしい丁寧な観察眼が・食べ物の描写にも発揮されている——食材の色・匂い・触感・味——五感をフルに使った描写が・読むだけで食べているような感覚をもたらす」という文章力が本書の強みです。
「食べるという行為は単純なようで・その周辺には人の営みが集まっている——誰かのために作る・誰かと食べる・季節を感じながら食べる——これらの全てに意味があることを・本書は静かに教えてくれる」という読後の感覚が多くの読者に共感されています。
ほのぼのイラストが醸す温かさ
本書にはほのぼのとしたイラストが添えられています。「文章だけでなくイラストが食べ物の愛おしさを視覚的に増幅する——言葉とイラストが合わさることで・本書全体から温かさが滲み出てくる」という評価があり、プレゼントにも選ばれることが多い一冊です。
読んだ後に残ったこと
「いとしい食べ物」って何だろうと考えました。3歳の息子は今、いちごヨーグルトに夢中です。将来、息子がいちごヨーグルトを食べたとき、この時期の何かを思い出してくれるかもしれない——そう思ったら、なんだか嬉しくなりました。
食べることは記憶を作ることでもあるんだと、本書を読んで改めて思いました。毎日の食事が少し違って見えてくる一冊です。
読者の評判・口コミ
楽天レビュー161件前後、評価4.2前後と高評価。「読んでいる間ずっと温かい気持ちだった」「食べ物への愛情が伝わる」「プレゼントにした」という声が多いです。
「深い内容かといえばそうでもない」という声もありますが、軽く読める心温まるエッセイとしての評価は高いです。
良い点
- 食べ物への愛情が滲み出る丁寧な文章と描写
- 読みながら自分自身の食の記憶を呼び覚ます効果
- イラスト付きで視覚的にも楽しめる
注意点
- レシピ本ではないため、料理の実践的な情報は少ない
- 深い内容を求める方にはやや物足りない可能性
- 森下典子の文体が合わない方には向かないかもしれない
この本の前後に読む本
前に読む本: 特になし。食エッセイの入門として本書から始めても問題ありません。
後に読む本: 特になし。本書で森下典子に興味を持った方は『日日是好日』にも進んでみてください。
読了データ
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| ページ数 | 約180ページ |
| 読了時間の目安 | 1〜2時間 |
| 図解・イラスト | 豊富(ほのぼのイラスト入り) |
| 難易度 | ★☆☆☆☆(非常に読みやすい) |
まとめ
『いとしいたべもの』は、『日日是好日』の著者・森下典子が23品の食べ物にまつわる記憶と感情を綴った食エッセイです。ひと口食べた瞬間によみがえる記憶の豊かさを、温かいイラストとともに味わえる心温まる一冊です。
試し読みもできます
Amazonで『いとしいたべもの』をチェックするこの記事を書いた人
ゆう
フリーライター
フリーライター。WEBビジネス歴10年以上。3歳の息子を持つパパでもあり、育児と仕事の合間に年間200冊以上を読破。「この本で世界の見方が変わった」という体験を読者と共有したいと思いこのサイトを始めました。