【要約&レビュー】『ビジネスパーソンのための「秘書力」養成講座』仕事の質を上げる気配り術

レビュアー: ゆう

ビジネスパーソンのための「秘書力」養成講座

著者: 井出元子

ジャンル: コミュニケーション

★★★★(3.5/5)
#秘書力#気配り#ビジネスマナー#仕事術

3行で分かるこの本のポイント

  • プロの秘書が実践する先回りの気配りと段取り力を一般ビジネスパーソン向けに解説
  • メール・電話・来客対応などビジネスシーンごとの具体的テクニックが豊富
  • 「秘書力」とは相手の期待を超える仕事をする力であり、全職種に応用できる

この本はこんな人におすすめ

  • 上司やクライアントからの信頼をもっと得たい方
  • 気配りや段取りが苦手で、仕事の抜け漏れが多い方
  • ビジネスマナーに自信がなく、基本から見直したい方
  • チームのサポート役として力を発揮したい方

要約・内容紹介

「秘書力」は秘書だけのスキルではない

「秘書力」と聞くと、秘書という職種に限定されたスキルだと思いがちですが、本書の定義は違います。相手が何を求めているかを先回りして把握し、期待を超える対応をする力。これはどんな職種でも求められる、ビジネスの基本スキルです。

著者の井出元子さんは、大手企業で秘書として活躍した経験を持つ方。その現場で培われた「先を読む力」と「細部への配慮」は、読んでいて「自分に足りないのはこれだ」と気づかされます。

先回りの技術

本書で最も印象的だったのは、「言われる前に動く」ための思考法です。例えば、会議の準備をするとき、単に資料を揃えるだけでなく、「参加者が質問しそうなデータ」「過去の関連資料」まで先回りして用意しておく。

フリーランスとしてクライアントワークをしていると、この「先回り」ができるかどうかで信頼度がまったく変わります。言われたことだけやる人と、先を読んで提案できる人。後者になるためのヒントが本書にはたくさんあります。

コミュニケーションの精度を上げる

メールの書き方、電話の取り次ぎ方、来客対応の作法など、一見当たり前のことが丁寧に解説されています。でも改めて読むと、自分が「なんとなく」でやっていたことの多さに気づきます。細部の精度を上げるだけで、仕事全体の質が変わるんだなと実感しました。

読者の評判・口コミ

「社会人1年目に読みたかった」「当たり前のことだけど、ちゃんとできていなかった」という声が多いです。特に若手社会人や事務職の方からの支持が厚い印象です。

「内容が基本的すぎる」「秘書経験者には物足りない」という意見もあり、ビジネス経験豊富な方には新しい発見が少ないかもしれません。

良い点

  • ビジネスシーン別に具体的なテクニックが整理されている
  • 「先回り」の思考法が分かりやすく解説されている
  • 全職種に応用できる普遍的なスキルとして提示されている

注意点

  • ビジネス経験者には基本的すぎる内容が多い
  • リモートワーク時代の対応についてはやや手薄
  • 秘書という職種への理想化がやや強い

まとめ

『ビジネスパーソンのための「秘書力」養成講座』は、仕事の「当たり前」を見直す良いきっかけになる一冊です。気配り・段取り・先回り――地味だけど確実に差がつくスキルを磨きたい方に。

Kindle Unlimitedで読めるので、自分の仕事の精度を上げたいと思ったらぜひチェックしてみてください。

この記事を書いた人

ゆう

フリーライター

フリーライター。WEBビジネス歴10年以上。3歳の息子を持つパパでもあり、育児と仕事の合間に年間200冊以上を読破。「この本で世界の見方が変わった」という体験を読者と共有したいと思いこのサイトを始めました。