【要約&レビュー】『こうして社員は、やる気を失っていく』松岡保昌——疲弊する組織に共通する「あるある」の反面教師

レビュアー: ゆう

※本記事はAIを活用して作成しています。

こうして社員は、やる気を失っていく

こうして社員は、やる気を失っていく

著者: 松岡 保昌

ジャンル: ビジネス

★★★☆☆(3/5)
#ビジネス#マネジメント#松岡保昌#モチベーション#組織論

3行で分かるこの本のポイント

  • マネジャーが無意識にやってしまう「社員のやる気を奪う行動」を心理的アプローチで解析——叱責・過度な管理・承認しないことがいかにモチベーションを削ぐか
  • 「悪意なくやる気を奪っている」という盲点——良かれと思ってやっている行動が、じつはチームを疲弊させているメカニズム
  • やる気を奪う行動への改善策——心理学の知見をもとに「こうすればよかった」という代替行動を提示

この本はこんな人におすすめ

  • 部下・チームのモチベーション管理に悩んでいる管理職
  • 自分のマネジメントが部下のやる気を奪っていないか不安な方
  • 離職率が高い・組織が疲弊していると感じているリーダー
  • 組織心理学・モチベーション理論に関心がある方

こんな人には合わないかも

  • 自分はマネジメントをしていない個人プレーヤーの方
  • すでにモチベーション理論を深く学んでいる上級者
  • 新しい理論やフレームワークを求めている方(基本的な内容が多い)

独自5段階評価

項目 スコア
内容の濃さ ★★★☆☆
読みやすさ ★★★★☆
実践のしやすさ ★★★★☆
初心者向き度 ★★★★☆
コスパ(満足度) ★★★☆☆

要約・内容紹介

やる気を奪う「あるある」の正体

本書は、組織の中でよく見られる「やる気を奪う場面」を具体的なエピソードとして次々に提示していきます。細かく口を出すマイクロマネジメント、頑張りを見ていないかのような無反応、失敗を責めて成功を称えない評価——読んでいると「あ、これ自分の上司がやってた」「自分もやってしまっているかも」と思い当たる場面が続きます。

反面教師的な事例の積み重ねが本書の中心で、それぞれに心理学的な解説と改善策が添えられています。

心理的安全性とモチベーション理論の整理

マズローの欲求段階説やハーズバーグの二要因理論など、モチベーション研究の基本的な概念を引きながら、現場での行動に落とし込む構成になっています。理論と実例がセットになっているため、マネジメント論を初めて学ぶ方には入りやすい内容です。

実際に試してみた

読む前:チームメンバーの元気のなさが気になっていた

一時期、自分が関わるチームのメンバーがどことなく活気を失っているように感じることがあって。自分の関わり方に問題があるのかもしれないと思い、この本を手に取りました。

読んで考えが変わった点

「成果を出したときに何も言わない」ことが、じつはネガティブなメッセージを送ることになるという指摘が刺さりました。叱ることより「認めないこと」の方が長期的にやる気を削ぐというのは、改めて言われると確かにそうだと感じました。

読んだ後に変えた行動

小さな成果でも言語化して伝えるようにしました。「それよかったですよ」という一言を意識的に増やしただけで、雰囲気が少し変わった気がします。

読者の評判・口コミ

楽天ブックスでは「あるあるで共感できる」「読みやすい」という声が多く、マネジメント初心者からの評価が高めです。一方で「内容が薄い」「同じことを繰り返しているだけ」という批判も見られます。モチベーション理論をすでに知っている方には物足りないかもしれません。

良い点

  • 具体的な「あるある」事例が豊富で、自分ごととして読みやすい
  • 心理学の知見がわかりやすくまとめられており、初学者に向いている
  • 改善策が具体的で、明日から試せるアドバイスが多い

注意点

  • 内容は基本的なモチベーション理論の範囲内で、目新しさは少ない
  • 事例が繰り返し気味で、途中で既視感を覚える場面がある
  • 読み物としてのボリュームが薄く、読後の満足感が人によって分かれる

正直、ここが物足りなかった

「やる気を奪う行動」の列挙としては優れているのですが、「では組織全体をどう変えるか」というシステム論的な視点が弱い印象です。個人の行動改善に留まり、組織文化や構造的な問題への踏み込みが少ないため、深刻な組織課題を抱えている方には物足りないでしょう。

似た本と比べると

同じくマネジメントのアンチパターンを扱う本として『プロフェッショナルの条件』ドラッカーがありますが、あちらはより哲学的・広範なリーダーシップ論です。本書はより実践的・即効的で、現場のマネジャーが手軽に読める点が違います。まず入口として本書を読み、より深めたい場合はドラッカーへ進むという使い方がおすすめです。

この本の前後に読む本

前に読む本: 特別な前提知識は不要です。マネジメントの入門書として最初に読んでも十分です。

後に読む本: 『ハーバードの自分を知る技術』——モチベーション理論をさらに深めたい方に。

読了データ

項目 内容
ページ数 約230ページ
読了時間の目安 2〜3時間
図解・イラスト なし
難易度 ★★☆☆☆(事例中心で読みやすい)

まとめ

『こうして社員は、やる気を失っていく』は、マネジメントの入門書として手軽に読める実践的な一冊です。理論より事例で学びたい方、自分の言動を振り返るきっかけを探している管理職の方に向いています。目新しさはないですが、基本の確認として読む価値はあります。

読書好きならKindle Unlimitedがおすすめ

月額980円で200万冊以上が読み放題。30日間の無料体験あり

Kindle Unlimitedを無料で試す

この記事を書いた人

ゆう

フリーライター

フリーライター。WEBビジネス歴10年以上。3歳の息子を持つパパでもあり、育児と仕事の合間に年間200冊以上を読破。「この本で世界の見方が変わった」という体験を読者と共有したいと思いこのサイトを始めました。